プログラム

臨床研修薬剤師の目標

患者のために薬剤師としてのプロフェッショナリズムに基づき、複数の疾患領域について薬物治療上の問題点を抽出し、多職種と協働しつつ、主体的に問題解決するための臨床能力を修得し、臨床の現場で実践する。

研修の支援体制

昭和大学では、屋根瓦式の教育体制をとっており、臨床研修薬剤師の成長をサポートする体制があります。

研修の支援体制

PGY1:post graduate year 1(1年次臨床研修薬剤師)
PGY2:post graduate year 2(2年次臨床研修薬剤師)

プログラムディレクター統括薬剤部のビジョンに従い、アシスタントディレクターと共にプログラム全体を管理し、改善する。

1.計画性を持ち、物事を実行する能力を持つ
2.臨床?教育?研究に対して情熱的に取り組む姿勢を有する
3.ミッション(臨床、教育、研究)を理解し、一定の業績を有する
アシスタントディレクターディレクターの指示のもと、プログラム全体を管理し、改善する。

1.計画性を持ち、物事を実行する能力を持つ
2.臨床?教育?研究に対して情熱的に取り組む姿勢を有する
3.ミッション(臨床、教育、研究)を理解し、一定の業績を有する
4.シニア、プリセプター、PGY1、PGY2と2~3か月に1回面談と評価を実施
シニアファーマシスト1.十分な臨床経験を有し、高い臨床能力を持つこと(薬物療法専門薬剤師等の資格を有する)
2.効果的なフィードバックを行い、人材を育てる能力を有する
3.計画立てたタイムマネジメント能力を有する
プリセプター1.臨床経験を有する病棟薬剤師で、各病棟に1名以上配置
2.ポートフォリオや面談を通じて、臨床研修薬剤師の研修計画を支援する
メンター1.臨床研修薬剤師の研修および生活上の支援、精神面のサポートをする
2.5年以上の実務経験者

研修プログラム

2021年度研修プログラムの概要をご紹介します。
画像をクリックして閲覧可能です。

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1.センター研修

調剤、注射、製剤、DI、化学療法調製をローテーションし、各セクションで設定されたコンピテンシー(知識、技能)を修得します。さらに、薬剤師としてまず覚えなくてはならない重要薬剤120選、がん化学療法レジメン15選を提示し、定期的に修得度を確認していきます。

2.病棟研修

1年次は、3か月で内科系、外科系、がん領域の3領域を修得できる病棟で研修し、2年次は、1年次の到達度と各個人の希望を踏まえ、小児や救急医療などより高度な専門領域を含む臨床研修を1年間行います。

3.コンピテンシーと評価

昭和大学では学部から一貫したコンピテンシー(薬剤師が修得すべき能力)を掲げています。コンピテンシーは4年生から段階的に評価しており、臨床研修薬剤師ではその最上位のAレベルの能力を修得します。研修薬剤師の成長度にあわせ、プリセプターがコンピテンシーの修得を支援します。

臨床研修のプロセスと標準的薬物治療計画書

病棟研修では、プリセプターと共に研修実施記録に基づき、研修計画を立てます。次に1疾患あたり5件以上の薬剤管理指導を行い、シニアによる口頭試問を受け、疾患修得となります。薬剤管理指導は、当学が独自に作成した標準的薬物治療計画書(マスターSOAP)を用いて行います。マスターSOAPは、最新の科学的根拠と薬剤師が持つ専門性を活かし、各疾患で薬剤師が薬物治療計画を主体的に立案するための必須項目をまとめたもので、専門薬剤師や医師の協力を得て作成しています。薬剤管理指導の実践を通して、臨床能力を修得していくことができます。

臨床研修のプロセスと標準的薬物治療計画書

研修認定施設と各附属病院のリンク

本学では多くの専門?認定薬剤師が所属しており、各種専門?認定の研修施設となっています。本学で研修した記録を、専門?認定申請時の研修期間として加算することが可能です。

研修認定施設

日本医療薬学会 専門薬剤師制度研修施設威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站、昭和大学藤が丘病院、昭和大学横浜市北部病院、昭和大学附属烏山病院
日本医療薬学会 がん専門薬剤師研修認定施設威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站、昭和大学横浜市北部病院、昭和大学藤が丘病院
日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師研修認定施設威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站、昭和大学横浜市北部病院、昭和大学藤が丘病院
日本病院薬剤師会 小児薬物療法研修認定威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站
日本医療薬学会 薬物療法専門薬剤師研修施設威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站、昭和大学藤が丘病院、昭和大学横浜市北部病院、昭和大学附属烏山病院



お問い合わせ先
学校法人昭和大学 統括薬剤部
〒142-8555 東京都品川区旗の台1-5-8
TEL:03-3784-8000(代)/FAX:03-3784-8453