昭和大学藤が丘病院 臨床工学室
昭和大学藤が丘病院臨床工学室は、医療機器を安全に使用すべく日々業務に邁進しています。ローテーションで業務を行っているため、一つの業務に固定されることなくさまざまな業務に携わることができます。その中で特に興味のある、得意な分野を見つけ、スペシャリストとなれるよう目指しています。技士の年齢層は幅広いですが、業務の改善案や新たな提案など若手も意見を発することができる環境です。仕事だけでなく、家族サービスや海外旅行に行くなど、公私共に充実できます!人員構成
(2024年10月現在)技士責任者:野川 悟史(技士長)
他、臨床工学技士 20名 計21名
業務体制
(1)人員配置は日替わりでの担当とし、日々の状況への柔軟な対応と、人員育成の基礎となるジェネラリストとしての総合的な知識?技術の習得を目指している。一方で資格取得など、スペシャリストとしての知識および技術習得も達成するよう努力している。?透析業務:血液(濾過)透析や血漿交換、血系吸着療法などの血液浄化治療
?心臓カテーテル室業務:ポリグラフシステムおよび生命維持管理装置の操作、保守管理
?不整脈治療関連業務:カテーテルアブレーション、ペースメーカ/ICD/CRT外来
?手術室業務:人工心肺装置の操作、各種手術装置の保守管理等
?救命救急?集中治療業務:人工呼吸器や生命維持管理装置、ME機器の操作?点検?保守管理
?その他、高気圧酸素治療業務、持続的血液浄化業務、ME機器の中央管理業務、職員へのME機器の使用方法等の教育等
(2)日曜、祝日を含む毎日出勤体制で、夜間はオンコール体制をとっている。
実績
2023年度
| 2022年度 | 2021年度 | |
人工呼吸器(成人) | 4867件 | 3750件 | 4990件 |
人工呼吸器(小児) | 153件 | 254件 | 365件 |
血液(濾過)透析 | 4216件 | 4781件 | 4395件 |
アフェレシス | 159件 | 124件 | 31件 |
持続的血液浄化 | 308件 | 311件 | 333件 |
IVR(成人) | 954件 | 841件 | 908件 |
不整脈治療 | 199件 | 274件 | 187件 |
人工心肺症例 | 31件 | 21件 | 30件 |
非人工心肺症例 | 1件 | 21件 | 10件 |
ロボット支援手術 | 159件 | 96件 | - |
PCPS?ECMO | 150件 | 43件 | 115件 |
補助循環用ポンプカテーテル | 66件 | 11件 | - |
IABP | 161件 | 191件 | 187件 |
ペースメーカ(外来) | 1096件 | 1063件 | 1123件 |
植込み?交換 | 132件 | 113件 | 136件 |
機器管理(定期点検) | 518件 | 543件 | 510件 |
機器管理(CEによる修理) | 116件 | 250件 | 128件 |
高気圧酸素療法 | 555件 | 399件 | 333件 |
臨床工学技士養成校より臨床実習生および病院見学等の受け入れ
(2023年度)
臨床実習
?北里大学
?神奈川工科大学
?東京医薬看護専門学校
?読売理工医療福祉専門学校?北里大学
?神奈川工科大学
?東京医薬看護専門学校
(2022年度)
臨床実習
?北里大学
?神奈川工科大学
?東京医薬看護専門学校
?東海大学
?北里大学
?神奈川工科大学
?東京医薬看護専門学校
?東海大学
(2021年度)
臨床実習
?北里大学
?神奈川工科大学
?東京医薬専門学校
?読売理工医療福祉専門学校
臨床実習
?北里大学
?神奈川工科大学
?東京医薬専門学校
?読売理工医療福祉専門学校
講演
(2023年度)開催日 | 内容 | 主催 | 開催地 |
2023年6月 | セントラルモニタアラームの傾向 ~100万件を超えるアラームの検証~ | 第1回クリニカルエンジニアリング研究会 | web |
2023年8月 | 多角的な視点によるアラームの無駄鳴りの軽減へ ~医療機器安全管理責任者として~ | 医療機器安全管理責任者研修会(大阪) | 大阪 |
2023年9月 | 災害時における各透析施設の役割 | 扶桑薬品工業 | 神奈川 |
2023年10月 | キンダリー? 透析剤AF5号の使用経験 | 扶桑薬品工業 | 神奈川 |
2023年11月 | 多角的な視点によるアラームの無駄鳴りの軽減へ ~医療機器安全管理責任者として~ | 医療機器安全管理責任者研修会(東京) | 東京 |
(2022年度)
開催日 | 内容 | 主催 | 開催地 |
2023年2月 | 耐用期間を超えた医療機器の安全指標について ~ベッドサイドモニタ?送信機~ | クリニカルエンジニアリング研究会 | Web |
(2021年度)
開催日 | 内容 | 主催 | 開催地 |
2021年5月 | 生体情報モニタ(セントラルモニタ)の安全教育 | 日本医療安全学会 | Web |
学会発表
(2023年度)開催日 | 内容 | 主催 | 開催地 |
2023年6月 |
当院での威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站感染症(COVID-19)に対する隔離血液浄化療法の取り組み | 第68回日本透析医学会 | 神戸 |
2023年6月 |
耐用期間を超えた送信機の安全指標~累計修理率~ | 第25回日本医療マネジメント学会 | 横浜 |
2023年7月 |
耐用期間を超えたベッドサイドモニタの安全指標 ~累計修理率~ | 第33回日本臨床工学会 | 広島 |
2023年9月 |
日本体外循環技術医学会関東甲信越第2回勉強会シンポジウム『補助循環管理の工夫』 | 日本体外循環技術医学会 | 東京 |
2023年10月 |
当院の高気圧酸素治療におけるCOVID-19流行前後の分析 | 藤が丘病院 臨床研究支援室 | 神奈川 |
2023年10月 |
当院でのCOVID-19感染患者に対する血液浄化療法における取り組み | 第9回統括臨床工学室学術大会 | 東京 |
2023年10月 |
カテーテルアブレーション(ABL)中に発生したノイズ混入について | 第9回統括臨床工学室学術大会 | 東京 |
2023年10月 | 人工呼吸器回路の違いによる加温加湿性能の比較 | 第9回統括臨床工学室学術大会 | 東京 |
2023年10月 | 無除水にて管理した血液透析患者の1例 | 第9回統括臨床工学室学術大会
| 東京 |
2023年10月 | R2C2モデルについて | 第9回統括臨床工学室学術大会
| 東京 |
2023年11月 | 当院におけるECMO管理について | 第5回神奈川補助循環懇話会 | 神奈川 |
2023年11月 | カテーテルアブレーション(ABL)中に発生したノイズ混入について | カテーテルアブレーション関連秋季大会2023 | 福岡 |
2024年3月 | 威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站6年能登半島地震DMAT活動報告 | 第8回研究発表会 | 神奈川 |
2024年3月 | 耐用期間を超えたベッドサイドモニタの安全指標の提案 | 日本医療マネジメント学会第26回神奈川支部学術大会 | 鎌倉 |
(2022年度)
開催日 | 内容 | 主催 | 開催地 |
2022年5月 | 「耐用期間を超えた医療機器の新たな安全指標 ~ベッドサイドモニタ~」 | 日本臨床工学会 | 茨城 |
2022年7月 | 「耐用期間を超えた医療機器の新たな安全指標~送信機について~」 | 日本医療マネジメント学会 | 兵庫 |
2022年11月 | 当院での威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站感染症に対する血液浄化療法における取り組み | 関東甲信越臨床工学会 | 神奈川 |
2023年2月 | 当院での威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站感染症に対する血液浄化療法における取り組み | 東京透析研究会 | 東京 |
2023年2月 | デバイス遠隔システム(RMS)の導入における医師の 業務負担軽減などの効果 | 植込みデバイス関連冬季大会 | 宮城 |
(2021年度)
開催日 | 内容 | 主催 | 開催地 |
2021年5月 | 「耐用期間を超えた医療機器の使用について」 | 日本臨床工学会 | 熊本 (Web) |
2021年12月 | 「セントラルモニタアラームの傾向~100万件を超えるアラームの検証~」 | 日本医療機器学会 | WEB |
論文、投稿原稿
(2023年度)論文タイトル | 分類(雑誌名) |
耐用期間を超えた医療機器の安全指標を考案する-累計修理率- | Clinical Engineering VOL34 NO10 2023 |
多角的な視点によるアラームの無駄鳴りの軽減へ~医療機器安全管理責任者 として | 医療機器安全管理責任者研修会テキスト(大阪) |
多角的な視点によるアラームの無駄鳴りの軽減へ~医療機器安全管理責任者 として | 医療機器安全管理責任者研修会テキスト(東京) |
病院の質を向上させるアラームレポートの活用
-CE視点でのアラームレポートを用いた取り組み- | 日本光電株式会社 日本光電レビュー |
(2021年度)
論文タイトル | 分類(雑誌名) |
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生体情報モニタ(セントラルモニタ)のアラーム教育 -アラームへの迅速な反応を高めるアラーム教育- | 原著論文(日本医療マネジメント学会雑誌22巻2号) |
(2024年7月5日 更新)