カリキュラム?シラバス

医療人としての人間性を養い作業療法の基礎を学ぶ

初年次体験実習

作業療法士が医療の現場でどのような仕事をするのか、小グループに分かれて学びます。初めて臨床の現場で患者さん接することで作業療法士の役割を実感し、今後の学習意欲が高まっていきます。本学附属病院をはじめ、その他の保健?医療?福祉施設も関連職種の体験実習をします。将来の自分の目標を再確認し、学習へのモチベーションを高めます。

作業療法の奥深さを多彩な講義と実習から学ぶ

臨床作業療法実習Ⅱ

対象者にとって自身が望む暮らしが困難となったとき、その人の状態を理解するために、これまでに学習した作業療法の視点に基づき情報を集め、統合するという作業療法評価を実践し対象者理解を深めます。

作業療法の専門知識と技術を高め、幅広い視点から患者さんの最善を考える

臨床作業療法実習Ⅲ

対象者にとって自身が望む暮らしが困難となったとき、2年次の目標であった対象者理解をさらに進めると共に、作業療法における評価から治療の一連のプロセスを実践し、問題把握、予後予測、目標設定、治療援助計画の立案を学びます。

臨床の現場で実践力を磨き、４年間の学習を総括する

総合作業療法総合実習?臨床作業療法地域実習

これまでに学んできた作業療法のプロセスを基に、複数の附属病院や地域での実習を通じて多様な背景をもった対象についての作業療法の実際を主体的行い、治療?援助計画に基づいた作業療法介入を実施し、再評価?効果判定?計画変更を実践します。

脳疾患により眼球運動の障害が生じ、物が二重に見え、めまいなどの症状が出ることがあります。患者さんから「目を治してほしい」と言われたことをきっかけに、眼球運動に詳しい医師や理学療法士?作業療法士と協働して、眼球運動のリハビリテーションプログラムを開発。一定の成果も出ていますが、さらに改訂に取り組んでいます。