耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座

講座紹介

学生指導

耳鼻咽喉科頭頸部外科学に包括される領域は、耳科学、鼻科学、口腔?咽頭科学、喉頭科学、気管?食道科学、頭頸部外科学のほかに専門分野として聴覚医学、平衡神経学、音声言語医学、味覚?嗅覚?嚥下障害、顔面神経異常、免疫?アレルギー、心身症およびリハビリテーションなどを扱う領域を含んでいます。

医学部学生に対する教育は、疾患の病態についての知識とともに当科の幅広い専門外来を利用して耳鼻咽喉科領域に於ける手術を含めた診療を指導します。その間にスタッフや兼任講師の専門的なクルズス、各専門外来への参加、手術見学を行います?

また病棟においては担当患者を受け持ち?担当患者の疾患に対する知識をまとめあげ、積極的に治療に参加し手術を必要とする場合は手術にも入ることが出来ます。最終的には疾患のレポートなどで実習期間に学んだ内容を整理することになります。教授以下スタッフは学生が充実した教育を受けることができるように心掛けています。

研究概要

最近の主な研究内容を以下に掲載しますのでご参照下さい。

●口蓋裂児?ダウン症児の難聴および耳疾患に関する研究
●軽度?中等度難聴?片側難聴に対する補聴器装用効果の検討
●突発性難聴と高気圧酸素治療の有効性についての検討
●突発性難聴における治療効果決定因子の検討
●ヒト側頭骨病理学における分子生物学的アプローチ
●外耳道細菌叢と遺伝子多型に関する研究
●外耳道細菌叢の代謝産物が鼓膜再生へ与える影響に関する研究
●チオレドキシンと鼻?副鼻腔炎症病態の関連性についての検討
●ワサビ香気成分の鼻炎抑制作用
●上気道疾患と下気道疾患の関連性の検討
●オステオポンチンの作用に及ぼすヒスタミンH1受容体拮抗薬の効果
●上気道流体シミュレーション解析
●富岳を用いた、エアロゾルを発生させる医療手技のリスク評価とその対応策の創出
●スマートフォン画像による鼻科疾患診断補助AIソフトウェアの開発
●気道炎症性疾患におけるペリオスチンの機能解析
●難治性慢性副鼻腔炎に対する生物学的製剤の臨床効果の検討
●COVID-19?感冒罹患に関連する嗅覚障害の予後研究
●慢性副鼻腔炎におけるバイオマーカー探索
●口唇閉鎖力や舌圧が睡眠時無呼吸症候群に与える影響についての検討
●神経変性疾患における上気道狭窄の病態解析
●加齢と喉頭位置、嚥下障害の相関についての検討頭頸部癌患者における嚥下障害の統合的研究
●COVID-19による上気道狭窄の臨床疫学的研究
●気管カニューレの適正な使用に関する臨床研究
●頸部神経鞘腫手術の推進を目指した研究
●頸部神経鞘腫と術後神経脱落症状の研究
●頸部神経鞘腫の摘出方法の研究
●頭頸部癌のバイオマーカー探索
●頭頸部癌の早期発見に関する研究
●頭頸部癌の術後機能回復のためのリハビリテーションプログラムの構築
●舌癌の蛍光ガイド下手術の構築
●頭頸部癌と腸内細菌に関する研究

病棟業務

耳鼻咽喉科の入院患者は原則として複数の担当医が受け持ちます。教授回診の際に病棟医が報告して患者の病状を確認します。手術症例は、週に1回開かれる術前カンファレンスで手術の方法とその妥当性につき皆で検討します。頭頸部腫瘍患者については、カンファレンスで治療の方向をチェックするとともに、患者の病状を皆で確認しています。

当教室の診療体系

午前中は初診および一般再診外来を毎日行い、午後に専門外来を行っています。専門外来として、鼻副鼻腔?アレルギー外来、補聴器外来、頭頸部腫瘍外来、嗅覚外来、嚥下外来、中耳炎?難聴外来などの各外来があります。

専門外来が多いのは当科の大きな特徴です。専門外来が多いことは専門診療の質を高めることになり、若い先生方にとっては満遍なく耳鼻咽喉科?頭頸部外科領域を学ぶことができるので、幅広い知識をもつ臨床医を育成する下地をつくることができるようになっています。

沿革

 昭和大学は昭和3年3月17日、上條秀介先生によって、臨床医家養成の本格的医学教育機関「昭和医学専門学校」として創立されました。昭和21年 に「昭和医科大」、昭和39年に「昭和大学」と名を改め、現在では医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部を有する総合医系大学として現在に至っています。
 耳鼻咽喉科学教室は昭和3年5月に現在の昭和大学の前身である「昭和医学専門学校」の岡田和一郎初代校長のもとに遠藤順和初代医長によって開講されました。昭和3年7月に初代主任教授として石井正教授が就任しました。次いで昭和6年に第2代主任教授として山本常市教授が就任し、聴器の比較解剖学や扁桃病学などを指導しました。昭和45年に第3代主任教授として岡本途也教授が就任し、聴覚、補聴器、嗅覚障害を中心に指導しました。平成3年に第4代主任教授として野村恭也教授が就任し、耳科学領域の臨床的および基礎的研究が発展しました。 平成9年に第5代主任教授である洲崎春海教授が就任しました。洲崎教授は平成19年の第108会日本耳鼻咽喉科学会で宿題報告「鼻副鼻腔の炎症病態―遷延化とその治療―」を担当し、また平成15年の第7回日台耳鼻咽喉科学会、平成16年の日本鼻科学会、平成25年の16th Asian Research Symposium in Rhinologyなど国内外の学会を主催して、鼻科学領域の臨床的および基礎的研究を発展させました。 平成26年5月に小林一女准教授が第6代主任教授に就任し、耳科学を中心に指導を行ってきました。威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站5年4月には平成26年7月から歯学部口腔外科学講座口腔腫瘍外科学部門の主任教授であった嶋根俊和教授が第7代主任教授に就任し頭頸部腫瘍学を中心とした指導を行って現在に至っています。
 昭和大学藤が丘病院は昭和50年に開設され、耳鼻咽喉科は赤池清美教授が就任し、赤池法とする独自な副鼻腔手術法を考案して指導しました。昭和56年に窪田哲昭教授が就任して頭頸部腫瘍の診療を指導し、次いで平成17年に三邉武幸教授が就任して耳科学を指導しました。平成25年に嶋根俊和准教授が医長となり、頭頸部腫瘍の診療を中心に指導を行っていましたが、平成26年に法人の頭頸部腫瘍センターのセンター長、歯学部口腔外科学講座口腔腫瘍外科学部門の主任教授に就任し、医科歯科合同診療の実現に尽力しました。平成26年途中から小林 斉准教授が診療科長に就任しています。
 昭和大学横浜市北部病院の耳鼻咽喉科は平成13年の開院以来、門倉義幸医長(准教授)が頭頸部腫瘍の診療を中心に指導を行っていました。門倉准教授が退職後の現在は油井健史講師が中心となって診療にあたっています。
平成18年に昭和大学豊洲クリニックが開設されて耳鼻咽喉科は交代制に医師を派遣していましたが、平成26年に昭和大学江東豊洲病院が開院し、比野平恭之准教授が耳科学と鼻科学を中心に指導していました。比野平准教授の退職後は藤居直和講師が中心となり診療にあたっています。
 現在、威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站(本院)、昭和大学藤が丘病院、昭和大学横浜市北部病院、昭和大学江東豊洲病院の耳鼻咽喉科が昭和大学医学部耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座として一体となり、機能的かつ効率的に人事面を含めて密接に連携して活動しています。臨床面では耳鼻咽喉科?頭頸部外科の一般診療や専門診療の更なる充実を図り、研究面では耳科学、鼻科学、免疫?アレルギー、気道生理、嗅覚障害、頭頸部腫瘍などの領域の臨床的および基礎的研究を行っています。

講座員

教員(専任)

役職氏名name
教授嶋根 俊和Toshikazu Shimane
教授福島 啓文Hirofumi Fukushima
准教授平野 康次郎Kojiro Hirano
講師浜崎 泰佑Taisuke Hamasaki
講師洲崎 勲夫Isao Suzaki
助教竹内 美緒Mio Takeuchi
助教北嶋 達也
Tatsuya Kitajima
助教大谷 友里恵
Yurie Ohtani

その他に耳鼻咽喉科頭頸部外科専攻医が勤務しております。

教員(非常勤)

役職氏名name
名誉教授洲崎 春海Harumi Suzaki
客員教授野村 恭也Yasuya Nomura
客員教授杉内 智子Tomoko Sugiuchi
客員教授寺崎 雅子Masako Terasaki
客員教授熊川 孝三Kozo Kumakawa
客員教授比野平 恭之Yasuyuki Hinohira
兼任講師岡部 英子Eiko Okabe
兼任講師金子 達Toru Kaneko
兼任講師吉見 健二郎Kenjiro Yoshimi
兼任講師小林 毅Takeshi Kobayashi
兼任講師藤谷 哲Satoru Fujitani
兼任講師大氣 誠道Seido Oki
兼任講師朝比奈 紀彦Norihiko Asahina
兼任講師久木田 尚仁Naohito Kukita
兼任講師鈴木 吾登武Atomu Suzuki
兼任講師川俣 光Teru Kawamata
兼任講師鈴木 惠美子Emiko Suzuki
兼任講師内藤 陸奥男Mutsuo Naito
兼任講師杉尾 雄一郎Yuichiro Sugio
兼任講師寺尾 元Hajime Terao
兼任講師横森 恵夏Enatsu Yokomori
兼任講師内田 淳Jun Uchida
兼任講師工藤 睦男Mutsuo Kudo
兼任講師竹村 栄毅Hideki Takemura
兼任講師望月 優一郎Yuichiro Mochizuki
兼任講師武田 英彦Hidehiko Takeda
兼任講師
渡邊 荘
So Watanabe
兼任講師
池田賢一郎
Kenichiro Ikeda
兼任講師
江川 峻哉
Syunya Egawa
兼任講師
時田江里香
Erika Tokita
兼任講師
田中 義人
Yoshihito Tanaka
兼任講師
中村 朋美
Tomomi Nakamura
兼任講師
鎌数 清朗Seiro Kamakazu
兼任講師
大嶋健三郎
Kenzaburo Oshima
客員講師仲島 孝昌Takamasa Nakajima

研究生

役職
氏名name
普通研究生
柳 裕一郎Yuichiro Yanagi
普通研究生
平野寿美子
Sumiko Hirano
普通研究生
鈴木 美雪
Miyuki Suzuki
普通研究生
岡部 万喜
Maki Okabe

研究業績

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2022年度 論文業績
---研究費---

威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站4年度日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会サノフィ研究助成
慢性副鼻腔炎におけるペリオスチンの機能解析に関する研究
研究代表者 洲崎勲夫



---論文?著書---

嶋根俊和,江川峻哉,池田賢一郎,櫛橋幸民,北嶋達也,上村佐和,平野康次郎:耳下腺内顔面神経鞘腫手術における神経脱落症状発生のリスク因子の検討.口腔咽頭 35:7-13,2022

嶋根俊和:頸部神経鞘腫に対する被膜間摘出術 カラー図説. 耳鼻臨床 115:266-267,2022

嶋根俊和:口腔?咽頭科学 口腔?咽頭?唾液腺の腫瘍疾患 口腔乾燥症.
標準耳鼻咽喉科?頭頸部外科学 医学書院 第4版 252 2022

嶋根俊和:口腔?咽頭科学 口腔?咽頭?唾液腺の腫瘍疾患 口腔アレルギー症候群.
標準耳鼻咽喉科?頭頸部外科学 医学書院 第4版 253 2022

嶋根俊和, 江川峻哉, 櫛橋幸民, 北嶋達也, 丸山祐樹, 溝上雄大, 洲崎勲夫, 平野康次郎: 頸部交感神経鞘腫手術例の検討-神経脱落症状の評価を中心に-. 耳鼻臨床 115:5:435-441, 2022

嶋根俊和:耳下腺内顔面神経鞘腫手術 -神経脱落症状回避とそのリスク因子の検討―Facial N Res Jpn 41:19-21,2021

Ihara Y, Kato H, Tashimo Y, Iizumi Y, Hukunishi Y, Sato H, Shimane T, Takahashi K :Changes in oral function, swallowing function, and quality of life in patients with head and neck cancer. BMC Oral Health, 2022.

Sato H, Saito Y, Kitajima T, Egawa S, Shimane T: A Case of Cervical Intraneural Lipoma That Was Removed by Intercapsular Resection with No Resultant Postoperative Neurological Deficit. Case Reports in Otolaryngology, Article ID 4618731, 4 pages ,2022

Tanaka J, Senpuku H, Ogawa M, Yasuhara R, Ohnuma S, Takamatsu K, Watanabe T, Mabuchi Y, Nakamura S, Ishida S, Sadaoka T, Takaki T, Shirota T, Shimane T, Inoue T, Sakai T, Mori M, Tsuji T, Saito I, Mishima K:Human Salivary Gland Organoids Generated from Pluripotent Stem Cell Model SARS-CoV-2 Infection and Replication
Nature Cell Biology 2022

丸山祐樹, 徳留卓俊, 油井健史, 嶋根俊和:口蓋扁桃に転移した肝細胞癌の1例. 頭頸部外科32(2): 179-184, 2022.

嶋根 俊和, 江川 峻哉, 北嶋 達也, 溝上 雄大, 丸山 祐樹, 平野 康次郎:被膜間摘出術を行った数珠状迷走神経鞘腫例 頭頸部外科 32:159-163,2022

Kodera S, Kimura Y, Tokairin Y, Iseki H, Kubo M, Shimohata T. :Physician Burnout in General Hospitals Turned into Coronavirus Disease 2019 Priority Hospitals in Japan. JMA J; 5: 118-123, 2022.

水吉朋美, 丸山祐樹, 矢野真衣, 木村百合香, 小林一女:突発性難聴に対する一次治療としての高気圧酸素療法の効果 Audiology Japan 66(1): 49-55, 2023.

Kimura Y, Hirabayashi E, Yano M, Fujitani S, Shioiri S. :COVID-19 Omicron variant-induced laryngitis. Auris Nasus Larynx. 23; S0385-8146(22),2022.

木村百合香:【咀嚼と嚥下と誤嚥性肺炎】咀嚼、嚥下、誤嚥性肺炎の検査 嚥下内視鏡検査.JOHNS38: 511-514, 2022

木村百合香:【超高齢社会における難聴?耳鳴への対応】ウィズ?ポストコロナ時代と難聴.日本医師会雑誌151:394-396, 2022

木村百合香:嚥下障害に対するチーム医療 COVID-19患者の嚥下障害へのチーム医療 東京都コロナ「重点医療機関」の立場から.日気食会報73:136-138, 2022

木村百合香:【内科医が知っておきたい摂食?嚥下障害-嚥下障害をきたす疾患背景とさまざまな対応?治療法】 嚥下障害の疫学と学会指針「嚥下障害ガイドライン2018年版」のポイント.Medical Practice39: 954-962, 2022

木村百合香:【ウイルス感染症に強くなる!-予防?診断?治療のポイント】威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站感染症 耳鼻咽喉科?頭頸部外科94: 634-638, 2022

小寺志保,木村百合香,久保真人:【COVID-19-脳神経内科医が診るための最新知識2022】コロナパンデミック禍の医師のバーンアウトBRAIN and NERVE: 神経研究の進歩74: 911-915, 2022

木村百合香,小寺志保:【パンデミック下における医療従事者のバーンアウトを防ぐ】東京都コロナ専門病院の実態調査から考える医師のバーンアウト対策 医学の歩み283: 199-202, 2022

木村百合香:【耳鼻咽喉科領域におけるコロナ後遺症-どう診る,どう治す-】COVID-19と聴覚障害ENTONI 278: 39-42, 2022

木村百合香:【コロナ時代の新たな耳鼻咽喉科診療】総説 威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站感染症に対する日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の対応JOHNS39: 13-19; 2023

洲崎勲夫(分担執筆):鼻副鼻腔炎の管理と治療.
日本鼻科学会 線毛機能不全症候群の診療の手引き作成委員会 編
線毛機能不全症候群の診療の手引き
日鼻誌 62 (1) 別冊: 66-69, 2023.

Hirano K, Tanaka Y, Kamimura S, Suzaki I, Suzuki E, Kobayashi H.: A 32-Year-Old Man with Persistent Olfactory Dysfunction Following COVID-19 Whose Recovery Was Evaluated by Retronasal Olfactory Testing. Am J Case Rep, 2022; 23: e936496

Hosoya K, Komachi T, Masaki K, Suzaki I, Saeki H, Kanda N, Nozaki M, Kamide Y, Matsuwaki Y, Kobayashi Y, Ogino E, Osada SI, Usukura N, Kurumagawa T, Ninomia J, Asako M, Nakamoto K, Yokoi H, Ohyama M, Tanese K, Kanzaki S, Fukunaga K, Ebisawa M, Okubo K.: Barrier Factors of Adherence to Dupilumab Self-Injection for Severe Allergic Disease: A Non-Interventional Open-Label Study. Patient Prefer Adherence. 27; 17: 861-872, 2023.


洲崎勲夫: dupilumabの継続投与が病勢制御に有効であった好酸球性副鼻腔炎症例. アレルギーの臨床 42: 9: 30-34, 2022

洲崎勲夫: 特集/生物学的製剤?分子標的治療薬の使い方. スギ花粉症と抗IgE抗体製剤. 耳鼻咽喉科 2(3):283-288 ,2022

洲崎勲夫: 臨床ノート 難治性慢性副鼻腔炎に対する生物学的製剤治療. 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会誌 2: 2: 77-82, 2022

洲崎勲夫: 特集 副鼻腔炎診療は変わったか?副鼻腔炎病態の変遷 海外の病態分類 EPOS 2020. JOHNS 39:2:119-122, 2023

洲崎勲夫: アレルギー性鼻炎における抗ヒスタミン薬の活用とトピックス
webコンテンツ資料 久光製薬株式会社製作 2022年12月

洲崎勲夫:海外の病態分類と日本の病態分類の違いについてーEPOS 2020 と日本の病態の違いー. 鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎治療 Topic, サノフィ株式会社作成リーフレット, 2023年3月.

Kushihashi Y, Masubuchi T1, Okamoto I, Fushimi C, Hanyu K, Yamauchi M, Tada Y, Miura K : Photoimmunotherapy for Local Recurrence of Nasopharyngeal Carcinoma: A Case Report : IJOHNS Vol.11 No.5 : 258-265, 2022.

保富宗城,伊藤真人,林達哉,河野正充,香山智佳子,角田梨紗子,櫛橋幸民,原渕保明:耳鼻咽喉科頭頸部外科領域感染症における抗菌薬の適性使用の推進と新規抗菌薬開発.
日耳鼻 125(11):1563-1569, 2022

伏見千宙,多田雄一郎,増淵達夫,山崎森里生,羽生健治,田仲慈久,櫛橋幸民,山内麻由,杉山聡美,三浦弘規:舌癌症例における舌骨傍リンパ節の郭清方法について
頭頸部癌 48(1):14-20,2022

Ikeda R, Hidaka H, Ito M, Kamide Y, Kuroki H, Nakano A, Yoshida H, Takahashi H, Iino Y, Harabuchi Y, Kobayashi H:Pharmacotherapy focusing on for the management of otitis media with effusion in children: Systematic review and meta-analysis. Auris Nasus Larynx. Oct;49(5):748-754 ,2022.

小林一女:治療法の再整理とアップデートのために 専門家による私の治療 心因性難聴. 日本医事新報5157: 49-50,2023.

大嶋健三郎,外池裕子,小林一女:この1冊ですべてがわかる 頭頸部がんの支持療法と緩和ケア 退院支援?緩和ケア 入院から看取りを通した緩和ケア.耳鼻咽喉科?頭頸部外科94(
7):566-570,2022.

Minoura A, Ihara Y, Kato H, Murakami K, Watanabe Y, Hirano K, Ito Y, Kokaze A : Lip Seal Strength and Tongue Pressure among Japanese Male Workers: Comparison of Different Age Groups. Int J Environ Res Public Health 20(4):2862. doi:10.3390/ijerph20042862, 2023.

Tanaka Y, Hirano K, Sekino E, Shimane T, Kobayashi H : Case Report: A 29-Year-Old Pregnant Woman at 24 Weeks of Gestation Presenting with Laryngotracheitis and COVID-19 Due to the R.1 Variant of SARS-CoV-2. Am J Case Rep. 23: e937834. doi:10.12659/AJCR.937834, 2022.

平野 康次郎 : 【アレルギー性鼻炎?花粉症の保存的治療法の新展開】生物学的製剤 : アレルギーの臨床 42(13): 991-994, 2022.

平野 康次郎 : 【Step up!鼻の内視鏡手術-コツとpitfall-】下鼻甲介手術および後鼻神経切断術 : ENTONI 273: 29-38, 2022.

溝上 雄大, 丸山 祐樹, 油井 健史. 両側顔面神経麻痺をきたしたANCA関連血管炎性中耳炎の1例 :耳鼻咽喉科展望 66(1): 36-44, 2023.

Hara M, Morimoto N, Watabe T, Inoue T, Takada N, Amari Y, Morita H, Matsumoto K:
Virus-related stimuli modulate SARS-CoV-2 entry factor expression in pediatric tonsillar epithelial cells in vitro. Allergy 77(7): 2240-2242, 2022.

原真理子, 渡部高久, 井上剛志, 甘利泰伸, 守本倫子:補聴器試聴を行い,安定装用に至らなかった小児症例についての検討. 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 125(4):808-808, 2022.

宇留間周平, 小林斉, 成川陽一郎, 小宅功一郎, 野垣岳稔, 小川高史 : 外耳道に発生した軟部好酸球性肉芽腫症例. 耳鼻臨床 116: 221-225, 2023

小宅功一郎, 富里周太, 高橋希, 奥羽譲, 小林斉, 守本倫子 : ダウン症児の滲出性中耳炎に対する早期の鼓膜換気チューブ留置術の有用性. 日耳鼻 125 : 1464-1471, 2022

Honma M, Masaoka Y, Iizuka N, Wada S, Kamimura S, Yoshikawa A, Moriya R, Kamijo S, Izumizaki M: Reading on a smartphone affects sigh generation, brain activity, and comprehension. Scientific reports. 12: 1589. 2022

Kamimura S, Masaoka Y, Yoshikawa A, Kamijo S, Ohtaki H, Koiwa N, Honma M, Sakikawa K, Kobayashi H, Izumizaki M: New granule cells in the olfactory bulb are associated with high respiratory input in an enriched odor environment. Neuroscience Research. Vol.182: 52-59.2022

Hirano K, Tanaka Y, Kamimura S, Suzaki I, Suzuki E, Kobayashi H: A 32-Year-Old Man with Persistent Olfactory Dysfunction Following COVID-19 Whose Recovery Was Evaluated by Retronasal Olfactory Testing. Am J Case Rep. 2022 Sep 12;23:e936496. doi: 10.12659/AJCR.936496.

Yoshikawa A, Ohtaki H, Miyamoto K, Kim S, Hase K, Yoshida M, Kamijo S, Kamimura S, Koiwa N, Izumizaki M: Mild-intensity running exercise recovered motor function by improvement of ankle mobility after unilateral brain injury of mice using three-dimensional kinematic analysis techniques. Brain Res. 2023 Jan 1;1798:148160. doi: 10.1016/j.brainres.2022.148160. Epub 2022 Nov 11.

Shimura T, Nogaki T, Ikenoya Y, Oyake K, ImaizumiN, Inoue Y, Kobayashi S: A case of a patient with IgG4+ plasma cell infiltration, an IgG4-related disease, localized to the auditory ossicles. Otolaryngology Case Reports. Volume 24, September 2022, 100443

Kawakita D, Nagao T, Takahashi H, Kano S, Honma Y, Hirai H, Saigusa N, Akazawa K, Tani K, Ojiri H, Tsukahara K, Ozawa H, Okami K, Kondo T, Togashi T, Fushimi C, Shimura T, Shimizu A, Okamoto I, Okada T, Imanishi Y, Watanabe Y, Otsuka K, Sakai A, Ebisumoto K, Sato Y, Yamazaki K, Ueki Y, Hanazawa T, Saito Y, Ando M, Matsuki T, Nakaguro M, Sato Y, Urano M, Utsumi Y, Kohsaka S, Saotome T, Tada Y: Survival benefit of HER2-targeted or androgen deprivation therapy in salivary duct carcinoma. Therapeutic Advances in Medical OncologyVolume 14, 2022

Kohsaka S, Tada Y, Ando M, Nakaguro M, Shirai Y, Ueno T, Kojima S, Hirai H, Saigusa N, Kano S, Tsukahara K, Togashi T, Ozawa H, Kondo T, Okami K, Takahashi H, Kawakita D, Fushimi C, Suzuki T, Shimizu A, Okamoto I, Okada T, Sato Y, Imanishi Y, Watanabe Y, Sakai A, Ebisumoto K, Sato Y, Urano M, Honma Y, Yamazaki K, Ueki Y, Hanazawa T, Saito Y, Shimura T, Nagao T, Mano H: Identification of novel prognostic and predictive biomarkers in salivary duct carcinoma via comprehensive molecular profiling. npj Precision Oncology volume 6, Article number: 82 (2022)

Otani Y, Shimura T,?Nogaki T, Ikenoya Y, Oyake K, Imaizumi N, Inoue Y, Uruma S, Kamimura S, Kawamura Y, Kobayashi S: Differentiation between IgG4-related Mikulicz disease and Sj?gren's syndrome: A review case report and literature review. Medicine (Baltimore) 101(52):e32617, 2022.

Shimura T, Nogaki T, Ikenoya Y, Oyake K, Imaizumi N, Inoue Y, Kobayashi S : A case of a patient with IgG4+ plasma cell infiltration, an IgG4-related disease, localized to the auditory ossicles. Otolaryngology Case Reports 24: 100443, 2022.

崎川慶,滝口修平,泉本彩,井上由樹子,今泉直美,小宅功一郎,志村智隆,池谷洋一, 野垣岳稔,小林斉,小林一女:甲状腺手術症例における穿刺吸引細胞診検査の有用性の検討.耳鼻臨床 115:139-143, 2022.

泉本彩,池谷洋一,崎川慶,今泉直美,松浦聖平,志村智隆,滝口修平,野垣岳稔,小林斉:鼻中隔粘膜下に動静脈奇形を認めたOsler病例.耳鼻臨床 115: 863-868, 2022.
郡司寛之,泉本彩,小宅功一郎,池谷洋一,野垣岳稔,小林斉:鼻腔より穿通した頭蓋内異物の1例.頭頸部外科 32: 67-71, 2022.

宇留間周平,小林斉,成川陽一郎,小宅功一郎,野垣岳稔,小川高史:外耳道に発生した軟部好酸球性肉芽腫症例.耳鼻臨床 116:221-225, 2023.

学位論文
上村佐和
威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站4年9月22日 甲第3351号
医学研究科生理系生理学(生体調節機能学分野)専攻
New granule cells in the olfactory bulb are associated with high respiratory input in an enriched odor environment.
(エンリッチな嗅覚環境における嗅球の新生細胞と呼吸入力)