口腔生理学講座
講座紹介
ヒトや動物が生きていくためには、体の中でエネルギーとなりうるものを外界から取り込む行動、すなわち摂食行動が必須です。
この摂食行動がうまく起きないと十分なエネルギーが取れませんし、逆に食べ過ぎると肥満になってしまいます。
また食物は消化しやすいようによく咀嚼してから飲み込みますが、特に注意しなくても舌や頬は噛まずにうまく食物だけ噛むことができて、飲み込むときも気管に入って窒息するというようなことはありません。
つまり、摂食行動は無意識のうちに脳によって巧みにコントロールされています。
当研究室では、細胞内イオン濃度測定装置、光学的電位測定装置、ダブル?パッチクランプ装置など、最新の機器を使って吸啜や咀嚼運動をコントロールする脳の仕組みを研究しています。また摂食行動に大きな影響を与える「痛み」についても、特に痛みを抑える脳内の仕組み(下行性抑制系)に着目して研究を行っています。
咀嚼のパターン形成機構
咀嚼のパターンを作る神経回路が脳幹のどこにあって、どのような神経回路かについて、大脳除去動物の動脈灌流標本に光遺伝学やカルシウムイメージングの手法を適用して調べています。咀嚼のパターン形成回路の性質を調べるために、脳幹の刺激や局所破壊を行うと、脳幹に存在する呼吸や循環中枢が影響を受けて動物の全身状態が悪化する可能性があります。 動脈灌流標本は、心臓移植時の体外循環法を応用し、下行大動脈から酸素化した人工脳脊髄液を注入します。これにより呼吸や循環中枢の状態に影響されずに標本に酸素供給ができるため、咀嚼のパターン形成回路の性質の解明が進むと期待されます。嚥下の中枢制御機構
食べ物を嚥下するためには、舌、咽頭、喉頭の筋が順序よく協調して運動する必要があります。この協調がうまく行かないと、食べ物が食道に入らずに気道に入り、誤嚥性肺炎を起こすリスクが高まります。私たちは、嚥下をコントロールする神経回路の仕組みや嚥下を改善すると言われている薬の影響を、大脳除去ラット動脈灌流標本を用いて解析しています。大脳皮質による口腔顎顔面機能の制御メカニズム
大脳皮質は、咀嚼の開始と維持に関与するとともに顎舌運動の協調や円滑な嚥下の誘発に重要な働きをすると考えられています。大脳皮質のこれらの機能に対する役割を調べるために、動物が実際にエサを咀嚼している時の大脳皮質 ニューロンの活動を、in vivoカルシウムイメージング技術を用いて解析しています。セロトニン、ヒスタミン、オレキシンの顎口腔の感覚?運動機能に対する影響
食物を咀嚼するとき、食物の大きさや硬さなどによって咀嚼筋の活動の強さや咀嚼リズムはさまざまに変化します。 つまり、顎口腔領域からの感覚情報が脳、特に下部脳幹に存在する咀嚼のパターンを形成する神経回路の活動に影響し、食物の性状に適した咀嚼筋活動を調節していると考えられています。この調節には、セロトニンやヒスタミン、 オレキシンといった生理活性物質が重要な役割を担っていると考えられていますが、その詳細は不明です。そこで当研究室では、最新の光遺伝学や薬理遺伝学的手法を使って、特定のニューロンの活動を人為的にコントロールし、これらの生理活性物質が顎口腔の感覚?運動機能にどのような影響を及ぼしているのかを研究しています。咀嚼運動と自律神経系のクロストークの解明
三叉神経運動核の上方の狭い領域には、咀嚼運動を遂行する神経回路と自律神経系の入力を受けて摂食行動を抑制す る神経回路が存在します。この2つの神経回路機能のクロストークにより咀嚼運動がon-offされている可能性があります。また、自律神経中枢の発生に関与する転写因子Phox2bの陽性ニューロンは、これらの領域にまたがり多数存在します。そこで、脳スライス標本、大脳除去ラット動脈灌流標本および自由行動ラットのPhox2b 陽性ニューロンに光操作技術を適用してその性質を調べ、咀嚼運動と自律神経系のクロストークの解明を目指しています。吸啜から咀嚼への転換機構
摂食行動は、生後吸啜運動から咀嚼運動へと大きく変化します。この時脳は、末梢の感覚受容器、咀嚼筋、骨格等の 口腔諸器官の生後発達と密接に関連して変化していくと考えられます。脳幹スライス標本を使って、種々のニューロ ンの性質が発育に伴ってどのように変化していくかを検索しています。講座員
教員(専任)
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
教授 | 中村 史朗 | Nakamura Shiro |
准教授 | 中山 希世美 | Nakayama Kiyomi |
講師 | 望月 文子 | Mochizuki Ayako |
助教 | 壇辻 昌典 | Dantsuji Masanori |
教員(兼任)
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
客員教授 | 山本 隆 | Yamamoto Takashi |
客員教授 | 鶴岡 正吉 | Tsuruoka Masayoshi |
客員教授 | 池田 啓子 | Ikeda Keiko |
兼任講師 | 井上 誠 | Inoue Makoto |
兼任講師 | 舩橋 誠 | Funahashi Makoto |
兼任講師 | 渡部 徹 | Watanabe Toru |
兼任講師 | 山上 芳雄 | Yamakami Yoshio |
兼任講師 | 臼井 美恵子 | Usui Mieko |
兼任講師 | 林 文祥 | Hayashi Bunsho |
兼任講師 | 玉置 潤一郎 | Tamaki Junichiro |
兼任講師 | 畑中 伸彦 | Hatanaka Nobuhiko |
兼任講師 | 松田 啓資 | Matsuda Keishi |
名誉教授 | 井上 富雄 | Inoue Tomio |
研究生
大学院生: 7名普通研究生: 2名
研究業績
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2024年業績
原著論文
Optogenetic activation of serotonergic neurons changes masticatory movement in freely moving mice.Dantsuji M, Mochizuki A, Nakayama K, Kanamaru M, Izumizaki M, Tanaka KF, Inoue T, Nakamura S.
Sci Rep. 2024 Nov 12;14(1):27703. doi: 10.1038/s41598-024-79429-5.
Fluoxetine, but not paroxetine, alters the jaw-closing muscle activity during non-rapid eye movement sleep in mice.
Ikeda M, Mochizuki A, Kato T, Nakamura S, Nakayama K, Dantsuji M, Baba K, Inoue T.
Neurosci Res. 2024 Sep 24:S0168-0102(24)00119-6. doi: 10.1016/j.neures.2024.09.004. Online ahead of print.
学会発表
著書
2023年業績
原著論文
Abe Y, Yagishita S, Sano H, Sugiura Y, Dantsuji M, Suzuki T, Mochizuki A, Yoshimaru D, Hata J, Matsumoto M, Taira S, Takeuchi H, Okano H, Ohno N, Suematsu M, Inoue T, Nambu A, Watanabe M, Tanaka KF. Shared GABA transmission pathology in dopamine agonist- and antagonist-induced dyskinesia. Cell Rep Med. 2023 Oct 17;4(10):101208.Ito N, Tsuji M, Adachi N, Nakamura S, Sarkar AK, Ikenaka K, Aguirre C, Kimura AM, Kiuchi Y, Mochizuki H, Teplow DB, Ono K. Extracellular high molecular weight α-synuclein oligomers induce cell death by disrupting the plasma membrane.NPJ Parkinson’s dis. 9 (1): 139, 2023.
Momma Y, Tsuji M, Oguchi T, Ohashi H, Nohara T, Ito N, Yamamoto K, Nagata M, Kimura AM, Nakamura S, Kiuchi Y, Ono K. The curcumin derivative GT863 protects cell membranes in cytotoxicity by Aβ oligomers.Int J Mol Sci. 24 (4): 3089, 2023.
学会発表
片桐崇史,橘吉寿,中山希世美,望月文子,壇辻昌典,井上富雄,中村史朗.咀嚼時における大脳皮質ニューロンのin vivoイメージング解析.第14回三叉神経領域の感覚―運動統合機構研究会,習志野市,2023/12/10
壇辻昌典,望月文子,中山希世美,田中謙二,中村史朗,井上富雄.
光遺伝学を用いたセロトニン神経の活性化による咀嚼運動への影響.第14回三叉神経領域の感覚―運動統合機構研究会,習志野市2023/12/10
片桐崇史,橘吉寿,中山希世美,望月文子,壇辻昌典,井上富雄,中村史朗.
in vivoカルシウムイメージングによる咀嚼大脳皮質活動パターンの解析.第65回歯科基礎医学会学術大会,東京,2023/9/16
石黒光哲,中山希世美,中村史朗,望月文子,壇辻昌典,井上富雄.
動脈灌流ラットにおいて上喉頭神経刺激により誘発された嚥下時神経活動へのグレリンの効果.第65回歯科基礎医学会学術大会,東京,2023/9/16
著書
2022年業績
原著論文
Koyama S, Nakayama K, Mochizuki A, Dantsuji M, Nakamura S, Maki K, Inoue T. Optical imaging of neurons related to fictive swallowing using GCaMP6f in an arterially perfused rat preparation. J Oral Biosci. 65(1):126-131, 2023Ishiguro M, Nakayama K, Nakamura S, Mochizuki A, Dantsuji M, Ihara Y, Inoue T. Involvement of ghrelin in the regulation of swallowing motor activity in an arterially perfused rat preparation. Brain Res Bull. 192: 62-69, 2023
Tanaka J, Senpuku H, Ogawa M, Yasuhara R, Ohnuma S, Takamatsu K, Watanabe T, Mabuchi Y, Nakamura S, Ishida S, Sadaoka T, Takaki T, Shirota T, Shimane T, Inoue T, Sakai T, Mori M, Tsuji T, Saito I, Mishima K. Human induced pluripotent stem cell-derived salivary gland organoids model SARS-CoV-2 infection and replication. Nat Cell Biol. 24(11): 1595-1605, 2022
学会発表
井藤尚仁,辻まゆみ,中村史朗,安達直樹,小口達敬,木村篤史,門馬佑太郎,野原哲人,大橋英朗,山本謙,村上秀友,木内祐二.αシヌクレインプロトフィブリルによる神経細胞障害機序の解明 第69回昭和大学学士会総会,東京,2022/12/03
石黒光哲,中山希世美, 中村史朗, 望月文子, 壇辻昌典, 伊原良明, 井上富雄.
嚥下様神経活動へのグレリンの影響 第69回昭和大学学士会総会 東京, 2022/12/3
Inoue T, Noguchi T, Kajiwara R, Nakayama K, Mochizuki A, Dantsuji M, Nakamura S.
Differential postnatal development of excitatory and inhibitory synaptic inputs to jaw-closing and jaw-opening motoneurons. Soc Neurosci abstr, 219.06, 2022, Society for Neuroscience 52nd annual meeting, San Diego, 2022/11/12-11/16
井上富雄,中山希世美,中村史朗,梶原里紗,望月文子,壇辻昌典
転写調節因子Phox2bを発現するニューロンの咀嚼様顎運動リズム形成と唾液分泌制御に対する役割 第64回歯科基礎医学会学術大会,歯科イノベーションロードマップシンポジウム,徳島,2022/09/19
壇辻昌典,中村史朗,中山希世美,望月文子,井上富雄
顎運動制御におけるセロトニン神経系の役割 第64回歯科基礎医学会学術大会,アップデートシンポジウム,徳島,2022/09/18
中村史朗,野口毅,梶原里紗,中山希世美,望月文子,壇辻昌典,井上富雄.
生後発達期における閉口筋?開口筋運動ニューロンの興奮性および抑制性シナプス入力 第64回歯科基礎医学会学術大会,徳島,2022/09/19
権洗眞,黄地健仁,木村麻記,中村史朗,井上富雄,澁川義幸,一戸達也.
歯根膜固有感覚を支配する三叉神経中脳路核ニューロンの機械感受性の検討 第64回歯科基礎医学会学術大会,徳島,2022/09/17
田上聖章,黄地健仁,木村麻記,倉島竜哉,石井武展,中村史朗,井上富雄,澁川義幸,西井康.
三叉神経中脳路核の末梢ニューロンマーカー?イオンチャネル発現 第64回歯科基礎医学会学術大会,徳島,2022/09/17
Nakamura S, Noguchi T, Kajiwara R, Nakayama K, Mochizuki A, Dantsuji M,Sarkar AK, Inoue T.
Distinct developmental features of excitatory and inhibitory input to motoneurons innervating jaw-closing and jaw-opening muscles.
第45回日本神経科学大会,宜野湾,2022/07/01
野口毅,中村史朗,中山希世美,望月文子,壇辻昌典,井上富雄
ラット閉口筋および開口筋運動ニューロンにおける抑制性シナプス伝達の生後発達変化
日本顎口腔機能学会第67回学術大会,塩尻,2022/05/2
著書
中村史朗:Ⅱ編 構造と機能,3章 消化?吸収;歯科衛生学シリーズ 人体の構造と機能1 解剖学?組織発生学?生理学(一般社団法人 全国歯科衛生士教育協議会 監修),医歯薬出版,東京,p84-86,p97-108, 2022年2月,総ページ数287,ISBN 978-4-263-42604-32021年業績
原著論文
Kajiwara R, Nakamura S, Ikeda K, Onimaru H, Yoshida A, Tsutsumi Y, Nakayama K, Mochizuki A, Dantsuji M, Nishimura A, Tachikawa S, Iijima T, Inoue T. Intrinsic properties and synaptic connectivity of Phox2b-expressing neurons in rat rostral parvocellular reticular formation. Neurosci Res. 178:41-51, 2022Sarkar AK, Nakamura S, Nakai K, Shiga T, Abe Y, Hoashi Y, Inoue T,Akamatsu W, Baba K. Increased excitability of human iPSC-derived neurons in HTR2A variant-related sleep bruxism. Stem Cell Res. 59: 102658, 2022
Noguchi T, Nakamura S, Nakayama K, Mochizuki A, Dantsuji M, Ihara Y, Takahashi K, Inoue T. Developmental changes in GABAergic and glycinergic synaptic transmission onto motoneurons innervating jaw-closing and jaw-opening muscles in rats. Brain Res. 1777: 147753, 2022
Nakamura S, Kajiwara R, Noguchi T, Nakayama K, Mochizuki A, Dantsuji M, Sarkar AK, Inoue T. Postnatal maturation of glutamatergic inputs onto rat jaw-closing and jaw-opening motoneurons. Neuroscience. 480: 42-55, 2022
Nakai K, Shiga T, Yasuhara R, Sarkar AK, Abe Y, Nakamura S, Hoashi Y, Kotani K, Tatsumoto S, Ishikawa H, Go Y, Inoue T, Mishima K, Akamatsu W, Baba K. In vitro monitoring of HTR2A?positive neurons derived from human?induced pluripotent stem cells. Sci Rep. 11: 15427, 2021
Kimura AM, Tsuji M, Yasumoto T, Mori Y, Oguchi T, Tsuji Y, Umino M, Umino A, Nishikawa T, Nakamura S, Inoue T, Kiuchi Y, Yamada M, Teplow DB, Ono K. Myricetin prevents high molecular weight Aβ1-42 oligomer-induced neurotoxicity through antioxidant effects in cell membranes and mitochondria. Free Radic Biol Med. 171: 232-244, 2021
学会発表
梶原里紗,中村史朗,池田啓子,鬼丸洋,吉田篤,堤友美,中山希世美,望月文子,壇辻昌典,飯島毅彦,井上富雄ラット小細胞性網様体に存在するPhox2b発現細胞の生理学的?形態学的特性解析
第99回日本生理学会大会 宮城,Web開催 2022/3/16-18
梶原里紗,中村史朗,池田啓子,鬼丸洋,中山希世美,望月文子,壇辻昌典,西村晶子,立川哲史,飯島毅彦,井上富雄
小細胞性網様体吻側領域に存在するPhox2b陽性ニューロンの電気生理学的?形態学的解析
第68回昭和大学学士会総会 東京, 2021/12/4
野口毅,中村史朗,中山希世美,望月文子,壇辻昌典,伊原良明,髙橋浩二,井上富雄
閉口筋および開口筋運動ニューロンにおける抑制性シナプス伝達の生後変化
第68回昭和大学学士会総会 東京, 2021/12/4
Dantsuji M, Mochizuki A, Nakayama K, Nakamura S, Kanamaru M, Izumizaki M, Tanaka KF, Inoue T
Optogenetic activation of serotonergic neurons in the dorsal raphe nucleus changes masticatory movements in mice
第44回日本神経科学大会 神戸, Hybrid開催 2021/07/28-31
シンポジウム?特別講演?招待講演
井上富雄:加齢に伴う口腔機能低下と大脳皮質機能日本老年歯科医学会第32回学術大会「口腔機能の生理的老化と病的老化」シンポジウム WEB開催 2021/06/12
2020年業績
原著論文
Ofuji T, Nakayama K, Nakamura S, Mochizuki A, Dantsuji M, Ishiguro M, Yamamoto M, Inoue T. Responses evoked by electrical stimulation of the brainstem reticular formation in the jaw-opening and hypoglossal motor nerves of an arterially perfused rat preparation. Neuroscience Letters 738 (2020) 135400Hotta H, Suzuki H, Inoue T, Stewart M. Involvement of the basal nucleus of Meynert on regional cerebral cortical vasodilation associated with masticatory muscle activity in rats. J Cereb Blood Flow Metab. 40(12): 2416-2428, 2020. doi: 10.1177/0271678X19895244.
学会発表
野口毅,中村史朗,中山希世美,望月文子,壇辻昌典,伊原良明, 髙橋浩二, 井上富雄閉口筋および開口筋運動ニューロンにおける抑制性シナプス伝達様式の生後変化
第98回日本生理学会大会, 名古屋Web開催, 2021/3/29
Avijite KS, Nakamura S, Abe Y, Nakai K, Yasuhara R, Shiga T, Hoashi Y, Kotani K, Inoue T, Mishima K, Akamatsu W, Baba K.
Electrophysiological maturation and characteristics of human stem cells in sleep bruxism.
The 7th Biennial Joint Congress of JPS-CPS-KAP, Fukuoka, web開催, 2021/2/19-27
Avijite KS, Nakai K, Nakamura S, Yasuhara R, Shiga T, Abe Y, Hoashi Y, Kotani K, Inoue T, Mishima K, Akamatsu W, Baba K.
Electrophysiological characterization of sleep bruxism patient-specific induced pluripotent stem cell-derived neurons.
日本顎口腔機能学会第64回学術大会,盛岡(オンライン開催),2020/12/19-20
Avijite Kumer Sarkar,中村史朗,中井健人,小渓啓介,安原理佳,安部友佳,美島健二,井上富雄,馬場一美
睡眠時ブラキシズム患者特異的iPS細胞由来ニューロンの電気生理学的基本特性
第67回昭和大学学士会総会,東京(紙上開催),2020/12/5
木村篤史,森友起子,小口達敬,海野真一,海野麻未,宇高結子,中村史朗,井上富雄,辻まゆみ,小野賢二郎,木内祐二
ミリセチンは抗酸化作用を介し、ミトコンドリア?細胞膜でアミロイドβオリゴマーによる神経毒性を抑制する
第39回日本認知症学会学術集会,名古屋web開催,2020/11
安本太郎,高村雄策,辻まゆみ,中山隆宏,今村恵子,井上治久,中村史朗,井上富雄,木村篤史,矢野怜,西条寿夫,木内祐二,デービッドテプロフ,小野賢 二郎
高分子Aβオリゴマーは細胞膜完全性を崩壊し細胞毒性を発揮する
第39回日本認知症学会学術集会, 名古屋web開催, 2020/11
壇辻昌典,中村史朗,中山希世美,望月文子,井上富雄
咬筋運動ニューロン樹状突起における5-HT2A受容体の活性化はSrcを介してGluN2Aを含むNMDA受容体の機能を亢進する
第62回歯科基礎医学会学術大会,歯科基礎医学会学会奨励賞受賞講演会
抄録集P72,Web開催,2020/9/11-10/9
梶原里紗,中村史朗,中山希世美,望月文子,壇辻昌典,立川哲史, 飯島毅彦,井上富雄
小細胞性網様体に存在するPhox2陽性ニューロンの電気生理学的?形態学的解析
第62回歯科基礎医学会学術大会, Web開催, 2020/9/11-10/9
中村史朗
咀嚼運動制御に関わる神経基盤:脳幹に存在する顎運動制御回路について
第62回歯科基礎医学会学術大会,日本学術会議シンポジウム「口腔と全身のネットワーク~咀嚼?嚥下と脳?神経系の連関~」
抄録集P106,鹿児島,2020/9/21-27
野口毅,中村史朗,中山希世美,望月文子,壇辻昌典,井上富雄
閉口筋運動ニューロンにおける抑制性シナプス伝達の生後変化
第62回歯科基礎医学会学術大会,一般演題(モリタ優秀発表賞応募ポスター)
抄録集P351,鹿児島,2020/9/21-27
安本太郎,高村雄策,辻まゆみ,中山隆宏,今村恵子,井上治久,中村史朗,井上富雄,木村篤史,矢野怜,西条寿夫,木内祐二,デービッドテプ ロフ,小野賢二郎
High molecular weight Amyloid b oligomer induces disruption and structural change of cell membrane
第61回日本神経学会学術大会, 岡山Web開催, 2020/7/29-8/1
Ofuji T, Nakayama K, Nakamura S, Mochizuki A, Dantsuji M, Ishiguro M, Yamamoto M, Inoue T
Responses evoked by electrical stimulation of the brainstem reticular formation in the mylohyoid and hypoglossal motor nerves of an arterially perfused rat preparation.
第61回日本神経学会学術大会, 岡山Web開催, 2020/7/29-8/1
Yasumoto T, Takamura Y, Tsuji M, Nakayama T, Imamura K, Inoue H, Nakamura S, Inoue T, Kimura AM, Yano S, Nishijo H, Kiuchi Y, Teplow DP, Ono K
High molecular weight amyloid β1-42 oligomers induce neurotoxicity via plasma membrane damage
Alzheimer's Association International Conference, Amsterdam, web開催2020/7/27-31
Kimura AM, Tsuji M, Yasumoto T, Oguchi T, Mori Y, Yano S, Kinnno R, Nakamura S, Inoue T, Teplow DP, Kiuchi Y, Ono K
Vitamin B12 may prevent Aβ oligomer-induced neurotoxicity in Alzheimer's Disease.
Alzheimer's Association International Conference, Amsterdam, web開催, 2020/7/27-31
守谷崇, 中山希世美, 中村史朗, 望月文子, 壇辻昌典, 井上富雄
除脳動脈ラット標本を用いた嚥下改善薬の効果の検討
第43回日本嚥下医学会学術講演会
2020/7/12 Web開催
木村篤史,安本太郎,森友起子,小口達敬,海野真一,海野麻未,宇高結子,中村史朗,井上富雄,辻まゆみ,小野賢二郎,木内祐二
ミリセチンは抗酸化作用を介し、ミトコンドリア?細胞膜でアミロイドβオリゴマーによる神経毒性を抑制する
第363回昭和大学学士会例会,東京,web開催,2020/5
Kimura A, Yasumoto T, Mori Y, Oguchi T, Nakamura S, Inoue T, Yamada M, Teplow D, Ono K, Kiuchi Y, Tsuji M
Myricetin prevents Aβ oligomer-induced neurotoxicity via cell membrane damage.
Advances in Alzheimer’s and Parkinson’s therapies, an AAT-AD/PDTM focus meeting, Vienna, web開催, 2020/4/2-5
その他
井上富雄:文化放送 「ハート?リング 健康 Radio」真紀のカムカムインフォメーションコーナー 2020/4/5, 4/12, 4/19, 4/26, 5/3井上富雄:日本咀嚼学会主催WEBセミナー 学童期(小学生)の食育と咀嚼の大切さ 咀嚼における唾液と味覚の役割
http://sosyaku.umin.jp/news/news_20201222.html
著書
井上富雄:口腔?顎顔面の機能;有床義歯補綴学(山下秀一郎、大川周治、佐々木啓一、武部純、馬場一美、水口俊介編)、永末書店、京都、6-12頁、2021、1月.総ページ数344,ISBN 978-4-8160-1383-62019年業績
原著論文
Hotta H, Suzuki H, Inoue T, Stewart M. Involvement of the basal nucleus of Meynert on regional cerebral cortical vasodilation associated with masticatory muscle activity in rats. J Cereb BloodFlow Metab, in press, 2019 Dec 17; doi: 10.1177/0271678X19895244.
Dantsuji M, Nakamura S, Nakayama K, Mochizuki A, Park SK, Bae YC, Ozeki M, Inoue T. 5-HT2A receptor activation enhances NMDA receptor-mediated glutamate responses through Src kinase in the
dendrites of rat jaw-closing motoneurons. J Physiol, 597(9):2565–2589, 2019.
Nagata A, Nakayama K, Nakamura S, Mochizuki A, Gemba C, Aoki R, Dantsuji M, Maki K, Inoue T. Serotonin1B receptor-mediated presynaptic inhibition of proprioceptive sensory inputs to jaw-closing motoneurons. Brain Res Bull 149: 260-267, 2019.
Yasumoto T, Takamura Y, Tsuji M, Watanabe-Nakayama T, Imamura K, Inoue H, Nakamura S, Inoue T, Kimura A, Yano S, Nishijo H, Kiuchi Y, Teplow D, Ono K. High-molecular-weight amyloid β1-42 oligomers induce neurotoxicity via plasma membrane damage. FASEB J fj201900604R, 2019
Moriya T, Nakayama K, Nakamura S, Mochizuki A, Ofuji T, Shirota T, Inoue T. Enhancement of swallowing motor activity by the ACE inhibitor imidapril in an arterially perfused rat preparation. Eur J Pharmacol: 861, 15 October 2019, 172601.
学会発表
堀田晴美,鈴木はる江,井上富雄,Mark Stewart,ラット咀嚼筋活動に伴う大脳皮質局所血流増加反応に対するマイネルト基底核の関与第72回日本自律神経学会総会,小倉,2019/11/2-3
大藤拓生, 中山希世美, 中村史朗, 望月文子, 壇辻昌典, 井上富雄.
除脳ラット動脈灌流標本を用いた咀嚼様リズム神経活動の誘発.
日本顎口腔機能学会 第63回学術大会, 東京, 2019/10/26
Nakayama K, Nagata A, Nakamura S, Mochizuki A, Dantsuji M, Maki K, Inoue T.
Serotonin1b receptor mediated presynaptic inhibition of jaw closing motoneurons
Soc Neurosci abstr, 585.11/N35, 2019, Society for Neuroscience 49th annual meeting, Chicago 2019/10/22
Nagoya K, Nakamura S, Tsujimura T, Inoue M, Inoue T. Orexin modulates
electrophysiological properties of Phox2b neurons located around
trigeminal motor nucleus Soc Neurosci abstr, 585.08/N32, 2019, Society
for Neuroscience 49th annual meeting, Chicago, 2019/10/22
Nagoya K, Nakamura S, Tsujimura T, Inoue M, Inoue T. Phox2b-expressing
neurons located around trigeminal motor nucleus have specific properties
for jaw-movements. SfN satellite symposium 2019
望月文子,池田美菜子,中村史朗,中山希世美,壇辻昌典,加藤隆史,馬場一美,井上富雄.
マウス咬筋の筋活動に対するSSRIの影響.
第61回歯科基礎医学会学術大会 抄録集 P389,東京,2019/10/14
守谷崇, 中山希世美, 中村史朗, 望月文子, 壇辻昌典, 井上富雄.
嚥下関連筋支配神経の活動に対するイミダプリルの効果
第61回歯科基礎医学会学術大会, 東京, 2019/10/12
井上富雄,大脳除去ラット動脈灌流標本を用いた嚥下改善薬の効果の検討
日本咀嚼学会第30 回記念学術大会,東京,2019/10/5-6
Inoue T, Nagata A, Nakayama K, Dantsuji M, Nakamura S, Mochizuki A, Maki K.
Serotonin1B receptors are involved in presynaptic inhibition of proprioceptive afferent transmission to jaw-closing motoneurons.
IBRO2019 (The 10th IBRO World Congress of Neuroscience), Daegu, Korea, 2019/9/21-25
Inoue T, Nagata A, Nakayama K, Dantsuji M, Nakamura S, Mochizuki A, Maki K.
Presynaptic Activation of 5-HT1B Receptors Inhibits Proprioceptive Sensory Inputs to Jaw-Closing Motoneurons.
FENS Regional Meeting 2019, Belgrade, Serbia, 2019/7/10-13
Nakai K, Shiga T, Abe Y, Hoashi Y, Nakamura S, Yasuhara R, Matsumoto T,
Avijite KS, Kotani K, Mishima K, Inoue T, Akamatsu W, Baba K.
Electrophysiological recordings of neurons derived from sleep bruxism
patient-specific iPSCs. ISSCR Annual Meeting, Los Angeles, 2019/06/27
Nakai K, Hoashi Y, Abe Y, Nakamura S, Siga T, Avijite KS, Yasuhara R,
Matsumoto T, Kotani K, Inoue T, Mishima K, Akamatsu W, Baba K.
Patch-clamp recordings of neurons induced from sleep bruxism patient
specific iPSCs. 97th general session & exhibition of the IADR,
Vancouver, 2019/06/22
中井健人,小溪啓介,帆足有理恵,松本貴志,安部友佳,安原理佳,美島健二,中村史朗,井上富雄,志賀孝宏,赤 松和士,馬場一美
睡眠時ブラキシズム特異的iPS細胞由来GABA作動性神経細胞の電気生理学的評価
日本補綴歯科学会128回学術大会,札幌,2019/5/12
守谷崇, 中山希世美, 中村史朗, 望月文子, 壇辻昌典, 代田達夫, 井上富雄
嚥下関連筋支配神経への嚥下改善薬の効果
日本顎口腔機能学会 第62回学術大会, 愛知, 2019/4/13
その他
梶原里紗,中村史朗,中山希世美,望月文子,壇辻昌典,飯島毅彦,井上富雄転写因子Phox2bを発現する小 細胞性網様体ニューロンの生理学的解析
第13回三叉神経領域の感覚-運動統合機構研究会,軽井沢,2019/12/1
著書
井上富雄:口腔生理学総論;基礎歯科生理学 第7版(岩田幸一?井上富雄?舩橋誠?加藤隆史編)、医歯薬出版、東京、296-300頁、2020、3月.総ページ数475.
井上富雄、中村史朗:咀嚼;基礎歯科生理学 第7版(岩田幸一?井上富雄?舩橋誠?加藤隆史
編)、医歯薬出版、東京、379-399頁、2020、3月.総ページ数475.
2018年業績
原著論文
Tanaka J, Ogawa M, Hojo H, Kawashima Y, Mabuchi Y, Hata K, Nakamura S,Yasuhara R, Takamatsu K, Irie T, Fukada T, Sakai T, Inoue T, Nishimura R,
Ohara O, Saito I, Ohba S, Tsuji T, Mishima K.Generation of orthotopically functional salivary gland from embryonic stem cells. Nat Commun. 9 (1): 4216, 2018
Tobe T, Shibata Y, Mochizuki A, Shimomura N, Zhou J, Wurihan, Tanaka R, Ikeda S, Zhang Z, Li Q, Inoue T, Miyazaki T. Nanomechanical characterization of time-dependent deformation/recovery on human dentin caused by radiation-induced glycation. J Mech Behav Biomed Mater. 90: 248-255, 2019.
Onimaru H, Nakamura S, Ikeda K, Kawakami K, Inoue T. Confocal calcium
imaging analysis of respiratory-related burst activity in the parafacial
region. Brain Res Bull. 139: 16-20, 2018
Kiyomoto M, Shirota T, Moriya T, Sato H, Nakamura S, Inoue T. Experimental
study on involvement of the central nervous system in inferior alveolar
nerve damage-associated hyperalgesia of the mental region.
J Oral Maxillofac Surg: 76(10):2089.e1-2089.e8, 2018 Oct. doi:
10.1016/j.joms.2018.06.021
Mochizuki A, Nakayama K, Nakamura S, Dantsuji M, Kamijo R, Shioda S,
Sakurai T, Ozeki M, Inoue T.Involvement of orexin in lipid accumulation in the liver
J Oral Biosci. 60(3): 76-82, 2018
Manome Y, Suzuki D, Mochizuki A, Saito E, Sasa K, Yoshimura K, Inoue T,
Takami M, Inagaki K, Funatsu T, Kamijo R. The inhibition of malignant melanoma cell invasion of bone by the TLR7 agonist R848 is dependent upon pro-inflammatory cytokines produced by bone
marrow macrophages
Oncotarget. 9(52):29934-29943, 2018
学会発表
Kanamaru M, Tsukada M, Yoshikawa A, Onimaru H, Mochizuki A,Sunagawa M, Inoue T,Izumizaki M.Effects of optogenetic inhibition of 5-HT neurons in the dorsal raphe nucleus on respiratory control.
The 9th Federation of the Asian and Oceanian Physiological Societies Congress in conjunction with the 96th Annual Meeting of the Physiological Society of Japan, Kobe, 2019/3/30
Nakamura S, Nagoya K, Ikeda K, Onimaru H, Kawakami K, Nakayama K, Mochizuki
A, Dantsuji M, Inoue T.
Phox2b-expressing neurons in the rat reticular formation dorsal to the
trigeminal motor nucleus.
The 9th Federation of the Asian and Oceanian Physiological Societies Congress in conjunction with the 96th Annual Meeting of the Physiological Society of Japan, Kobe, 2019/3/29
守谷崇, 中山希世美, 望月文子,中村史朗,代田達夫, 井上富雄.
嚥下改善薬の投与による嚥下への影響.
第65回昭和大学学士会総会, 東京, 2018/12/1
Dantsuji M, Nakamura S, Mochizuki A, Nakayama K, Kiyomoto M, S. K. Park, Y. J. Bae, Ozeki M, Inoue T.
Activation of 5-HT2A receptor enhances function of GluN2A-containing NMDA receptor via Src kinase in dendrites of rat jaw-closing motoneurons.
Society for Neuroscience 48th annual meeting, San Diego, 2018/11/6
Moriya T, Nakayama K, Nakamura S, Mochizuki A, Shirota T, Inoue T.
Effects of pharmacological agents administered for swallowing disorders on swallowing motor activity in nerves innervating infrahyoid and laryngeal muscles.
Society for Neuroscience 48th annual meeting, San Diego, 2018/11/6
中村史朗,中山希世美,望月文子,壇辻昌典,井上富雄
閉口筋および開口筋運動ニューロンへの興奮性シナプス伝達の生後発達様式の比較
日本顎口腔機能学会第 61 回学術大会 抄録集 P3 東京 2018/9/29
望月文子,中村史朗,中山希世美,壇辻昌典,井上富雄.
マウスの脂質代謝におけるオレキシンの影響.
第60回歯科基礎医学会学術大会 抄録集 P469,福岡,2018/9/7
中村史朗,中山希世美,望月文子,壇辻昌典,井上富雄.
発達期における閉口筋および開口筋運動ニューロンのグルタミン酸入力比較.
第60回歯科基礎医学会学術大会 抄録集 P464,福岡,2018/9/7
池田美菜子,望月文子,中村史朗,中山希世美,馬場一美,井上富雄.
マウスの睡眠覚醒ステージにおける咬筋活動に対するSSRIの影響.
第60回歯科基礎医学会学術大会 抄録集 P397,福岡,2018/9/6
壇辻昌典,中村史朗,望月文子,中山希世美,尾関雅彦,井上富雄.
咬筋運動ニューロン樹状突起のグルタミン酸応答に対するセロトニンの効果.
第60回歯科基礎医学会学術大会 抄録集 P101,福岡,2018/9/5
Dantsuji M, Nakamura S, Mochizuki A, Nakayama K, Kiyomoto M, S. K. Park, Y. J. Bae, Ozeki M, Inoue T.
5-HT2A receptor mediates enhancement of NMDA receptor function via Src pathway in dendrites of jaw-closing motoneurons in rats
11th Forum of Neuroscience Berlin, Germany, 2018/7/10
池田美菜子,望月文子,中村史朗,中山希世美,馬場一美,井上富雄
マウスの睡眠覚醒ステージにおける咬筋活動に対するSSRIの影響
日本顎口腔機能学会第60回学術大会 プログラム?事前抄録集 P18-19,神奈川,2018/4/21
総説
井上富雄:咀嚼制御の神経メカニズム.日本咀嚼学会誌,28(2): 64-71,2018年11月著書
井上富雄:顎口腔系の基礎; 新編 顎関節症(日本顎関節学会編)、永末書店、京都、37-41頁、2018井上富雄(分担執筆):ザ?ペリオドントロジー第3版(沼部幸博、梅田誠、齋藤淳、 山本松男 編)、永末書店、京都、9-11頁、201
シンポジウム?特別講演?招待講演
Inoue T.Properties of Phox2b-expressing premotor neurons targeting jaw-muscle
motoneurons.
The 9th Federation of the Asian and Oceanian Physiological Societies Congress in conjunction with the 96th Annual Meeting of the Physiological Society of Japan, Kobe, 2019/3/29
Nakamura S, Nakayama K, Mochizuki A, Dantsuji M, Inoue T.
Developmental alteration of synaptic properties of jaw-closing and
jaw-opening motoneurons.
Oral Neuroscience 2018 in Osaka Univ. Osaka, 2018/10/7
壇辻昌典
シンポジウム「咀嚼筋?舌圧?意識から考える摂食嚥下」
日本顎口腔機能学会 第 61 回学術大会 抄録集 P5 東京 2018/9/30
井上富雄
閉口筋運動ニューロンにおけるグルタミン酸性シナプス応答のセロトニンによる増強
第60回歯科基礎医学会学術大会 メインシンポジウム2「食に関わる運動?感覚の生理
学」抄録集 P64,福岡,2018/9/6
2019年業績
原著論文
Hotta H, Suzuki H, Inoue T, Stewart M. Involvement of the basal nucleus of Meynert on regional cerebral cortical vasodilation associated with masticatory muscle activity in rats. J Cereb BloodFlow Metab, in press, 2019 Dec 17; doi: 10.1177/0271678X19895244.
Dantsuji M, Nakamura S, Nakayama K, Mochizuki A, Park SK, Bae YC, Ozeki M, Inoue T. 5-HT2A receptor activation enhances NMDA receptor-mediated glutamate responses through Src kinase in the
dendrites of rat jaw-closing motoneurons. J Physiol, 597(9):2565–2589, 2019.
Nagata A, Nakayama K, Nakamura S, Mochizuki A, Gemba C, Aoki R, Dantsuji M, Maki K, Inoue T. Serotonin1B receptor-mediated presynaptic inhibition of proprioceptive sensory inputs to jaw-closing motoneurons. Brain Res Bull 149: 260-267, 2019.
Yasumoto T, Takamura Y, Tsuji M, Watanabe-Nakayama T, Imamura K, Inoue H, Nakamura S, Inoue T, Kimura A, Yano S, Nishijo H, Kiuchi Y, Teplow D, Ono K. High-molecular-weight amyloid β1-42 oligomers induce neurotoxicity via plasma membrane damage. FASEB J fj201900604R, 2019
Moriya T, Nakayama K, Nakamura S, Mochizuki A, Ofuji T, Shirota T, Inoue T. Enhancement of swallowing motor activity by the ACE inhibitor imidapril in an arterially perfused rat preparation. Eur J Pharmacol: 861, 15 October 2019, 172601.
学会発表
堀田晴美,鈴木はる江,井上富雄,Mark Stewart,ラット咀嚼筋活動に伴う大脳皮質局所血流増加反応に対するマイネルト基底核の関与第72回日本自律神経学会総会,小倉,2019/11/2-3
大藤拓生, 中山希世美, 中村史朗, 望月文子, 壇辻昌典, 井上富雄.
除脳ラット動脈灌流標本を用いた咀嚼様リズム神経活動の誘発.
日本顎口腔機能学会 第63回学術大会, 東京, 2019/10/26
Nakayama K, Nagata A, Nakamura S, Mochizuki A, Dantsuji M, Maki K, Inoue T.
Serotonin1b receptor mediated presynaptic inhibition of jaw closing motoneurons
Soc Neurosci abstr, 585.11/N35, 2019, Society for Neuroscience 49th annual meeting, Chicago 2019/10/22
Nagoya K, Nakamura S, Tsujimura T, Inoue M, Inoue T. Orexin modulates
electrophysiological properties of Phox2b neurons located around
trigeminal motor nucleus Soc Neurosci abstr, 585.08/N32, 2019, Society
for Neuroscience 49th annual meeting, Chicago, 2019/10/22
Nagoya K, Nakamura S, Tsujimura T, Inoue M, Inoue T. Phox2b-expressing
neurons located around trigeminal motor nucleus have specific properties
for jaw-movements. SfN satellite symposium 2019
望月文子,池田美菜子,中村史朗,中山希世美,壇辻昌典,加藤隆史,馬場一美,井上富雄.
マウス咬筋の筋活動に対するSSRIの影響.
第61回歯科基礎医学会学術大会 抄録集 P389,東京,2019/10/14
守谷崇, 中山希世美, 中村史朗, 望月文子, 壇辻昌典, 井上富雄.
嚥下関連筋支配神経の活動に対するイミダプリルの効果
第61回歯科基礎医学会学術大会, 東京, 2019/10/12
井上富雄,大脳除去ラット動脈灌流標本を用いた嚥下改善薬の効果の検討
日本咀嚼学会第30 回記念学術大会,東京,2019/10/5-6
Inoue T, Nagata A, Nakayama K, Dantsuji M, Nakamura S, Mochizuki A, Maki K.
Serotonin1B receptors are involved in presynaptic inhibition of proprioceptive afferent transmission to jaw-closing motoneurons.
IBRO2019 (The 10th IBRO World Congress of Neuroscience), Daegu, Korea, 2019/9/21-25
Inoue T, Nagata A, Nakayama K, Dantsuji M, Nakamura S, Mochizuki A, Maki K.
Presynaptic Activation of 5-HT1B Receptors Inhibits Proprioceptive Sensory Inputs to Jaw-Closing Motoneurons.
FENS Regional Meeting 2019, Belgrade, Serbia, 2019/7/10-13
Nakai K, Shiga T, Abe Y, Hoashi Y, Nakamura S, Yasuhara R, Matsumoto T,
Avijite KS, Kotani K, Mishima K, Inoue T, Akamatsu W, Baba K.
Electrophysiological recordings of neurons derived from sleep bruxism
patient-specific iPSCs. ISSCR Annual Meeting, Los Angeles, 2019/06/27
Nakai K, Hoashi Y, Abe Y, Nakamura S, Siga T, Avijite KS, Yasuhara R,
Matsumoto T, Kotani K, Inoue T, Mishima K, Akamatsu W, Baba K.
Patch-clamp recordings of neurons induced from sleep bruxism patient
specific iPSCs. 97th general session & exhibition of the IADR,
Vancouver, 2019/06/22
中井健人,小溪啓介,帆足有理恵,松本貴志,安部友佳,安原理佳,美島健二,中村史朗,井上富雄,志賀孝宏,赤 松和士,馬場一美
睡眠時ブラキシズム特異的iPS細胞由来GABA作動性神経細胞の電気生理学的評価
日本補綴歯科学会128回学術大会,札幌,2019/5/12
守谷崇, 中山希世美, 中村史朗, 望月文子, 壇辻昌典, 代田達夫, 井上富雄
嚥下関連筋支配神経への嚥下改善薬の効果
日本顎口腔機能学会 第62回学術大会, 愛知, 2019/4/13
その他
梶原里紗,中村史朗,中山希世美,望月文子,壇辻昌典,飯島毅彦,井上富雄転写因子Phox2bを発現する小 細胞性網様体ニューロンの生理学的解析
第13回三叉神経領域の感覚-運動統合機構研究会,軽井沢,2019/12/1
著書
井上富雄:口腔生理学総論;基礎歯科生理学 第7版(岩田幸一?井上富雄?舩橋誠?加藤隆史編)、医歯薬出版、東京、296-300頁、2020、3月.総ページ数475.
井上富雄、中村史朗:咀嚼;基礎歯科生理学 第7版(岩田幸一?井上富雄?舩橋誠?加藤隆史
編)、医歯薬出版、東京、379-399頁、2020、3月.総ページ数475.
2017年業績
原著論文
Nagoya K, Nakamura S, Ikeda K, Onimaru H, Yoshida A, Nakayama K, MochizukiA, Kiyomoto M, Satoh F, Kawakami H, Takahashi K, Inoue T.
Distinctive features of Phox2b-expressing neurons in the reticular formation
dorsal to the trigeminal motor nucleus.
Neuroscience. 358: 211-226, 2017
Matsuda K, Nakamura S, Nonaka M, Mochizuki A, Nakayama K, Iijima T, Yokoyama A, Funahashi M, Inoue T.
Premotoneuronal inputs to early developing trigeminal motoneurons.
J Oral Biosci. 59 (2):96-103, 2017
学会発表
Shimono S, Teshima R, Nakamura S, Nakayama K, Mochizuki A, Ikeda M, Inoue T.Postnatal change of glutamatergic synaptic transmission in the jaw-closing and jaw-opening motoneurons.
第95回日本生理学会大会,J Physiol Sci. Vol 68, Suppliment 1: S99, 2018, 高松 2018/3/29
田中準一,小川美帆,北條宏徳,中村史朗,波多賢二,馬渕洋,安原理佳,西村理行,井上富雄,大庭伸介,斎藤一 郎,辻 孝,美島健二
マウスES細胞を用いた3次元唾液腺組織の分化誘導
第17回再生医療学会,横浜,2018/3/21
Mochizuki A, Ikawa Y, Kato T, Ikeda M, Nakamura S, Nakayama K, Baba K, Inoue T.
The effects of Citalopram on the masseter muscle activity during non-REM sleep in mice.
The 6th Annual International Institute for Integrative Sleep Medicine (IIIS) Symposium, Tokyo, 2017/12/14
望月文子、池田美菜子、中村史朗、中山希世美、井上富雄
マウス咬筋に対するシタロプラムの影響
第11回三叉神経領域の感覚‐運動統合機構研究会,大阪,2017/12/2
永田愛,中山希世美,中村史朗,望月文子,槇宏太郎,井上富雄
咬筋運動ニューロンへのシナプス入力に対するセロトニンの影響
第64回昭和大学学士会総会
東京,2017/11/25
田中準一,中村史朗,安原理佳,井上富雄,美島健二
自己組織化技術を用いたマウスES細胞由来3次元唾液腺組織の誘導
第62回日本唾液腺学会総会?学術大会
東京,2017/11/25
壇辻昌典,中村史朗,望月文子,中山希世美,尾関雅彦,井上富雄
咬筋運動ニューロン樹状突起における興奮性シナプス入力のセロトニンによる増幅機構
日本顎口腔機能学会第59回学術大会
長崎,2017/11/25
Mochizuki A, Ikeda M, Nakamura S, Nakayama K, Inoue T.
The effect of citalopram administration on the occurrence of vigilance states in the mouse model of depression.
The 65th Annual Meeting of Japanese Association for Dental Research (JADR), Tokyo, 2017/11/18
Teshima R, Shimono S, Nakamura S, Nakayama K, Mochizuki A, Ikeda M, Inoue T.
Postnatal changes of glutamatergic inputs to rat jaw-closing and jaw-opening motoneurons
The 65th Annual Meeting of Japanese Association for Dental Research (JADR), Tokyo, 2017/11/18
Nagoya K, Nakamura S, Ikeda K, Onimaru H, Nakayama K, Mochizuki A, Sato F, Yoshida A, Kawakami K, Inoue M, Inoue T.
Distinctive properties of Phox2b neurons located in the rat reticular formation dorsal to the trigeminal motor nucleus
Soc Neurosci abstr, 778.09/GG21, 2017, Society for Neuroscience 47th annual meeting
Washigton DC 2017/11/15
Nakamura S, Nakayama K, Mochizuki A, Inoue T.
Glutamatergic synaptic currents of rat jaw-closing motoneurons during transition period from sucking to chewing
Soc Neurosci abstr, 778.06/GG18, 2017, Society for Neuroscience 47th annual meeting
Washington DC 2017/11/15
井上富雄
三叉神経運動核背側網様体 Phox2b ニューロンの生理学的?形態学的解析
日本咀嚼学会第28回学術大会
東京,2017/9/23
那小屋公太,中村史朗,中山希世美,望月文子,佐藤文彦,吉田 篤,井上 誠,井上富雄
ラット三叉神経運動核背側網様体に存在するPhox2b陽性ニューロンの生理学的?形態学的性質
第59回歯科基礎医学会学術大会,J. Oral Biosci. Suppl. 300, 2017
塩尻,2017/9/17
那小屋公太,中村史朗,中山希世美,望月文子,佐藤文彦,吉田 篤,井上 誠,井上富雄
ラット三叉神経運動核の背側網様体に存在するPhox2b陽性ニューロンの電気生理学的および形態学的特性は Phox2b陰性ニューロンと異なる
第59回歯科基礎医学会学術大会,アップデートシンポジウム,J. Oral Biosci. Suppl. 169, 2017
塩尻,2017/9/16
那小屋公太,中村史朗,中山希世美,望月文子,吉田 篤,井上 誠,井上富雄
転写因子Phox2bを発現する三叉神経運動核背側網様体ニューロンの生理学的および形態学的解析
日本顎口腔機能学会第58回学術大会 プログラム?事前抄録集 P42-43,徳島,2017/4/16
総説
Nakamura S, Nagata S, Nonaka M, Nishimura A, Nagoya K, Dantsuji M, Nakayama K, Mochizuki A, Iijima T, Ozeki M, Yamamoto M, Inoue T.Central neural mechanisms involved in the control of jaw movement during postnatal development. Showa Univ J Med Sci. 29 (3): 221-229, 2017井上富雄,中山希世美,中村史朗:咀嚼の運動制御機構;網様体 —古くて新しいシステム.Clinical Neuroscience,35(6): 689-691,2017年6月.
Inoue T, Nakayama K, Ihara Y, Tachikawa S, Nakamura S, Mochizuki A, Takahashi K, Iijima T. Coordinated control of the tongue during suckling-like activity and respiration. J Oral Science, 2017;59(2):183-188. doi: 10.2334/josnusd.16-0850.
シンポジウム?特別講演?招待講演
Nakayama K, Tachikawa S, Ihara Y, Nakamura S, Mochizuki A, Iijima T, Takahashi K, Inoue T.Coordinated movement of the tongue in oral motor functions.
Oral Neuroscience 2017 in Osaka Univ,
Osaka, 2017/8/26
井上富雄: 咀嚼機能 —その制御機構— (座学1、日本顎口腔機能学会 第10回 顎口腔機能セミナー、新潟、2017/9/8)
井上富雄: 咀嚼の神経メカニズム (特別講演、日本咀嚼学会第28回大会、東京、2017/9/24)
その他
井上富雄: 歯と口の中健康 —美味しく食べて健康に生きる— (健康講座、桜楓会、Burnaby, British Columbia、2017/7/21)2016年業績
原著論文
Tachikawa S, Nakayama K, Nakamura S, Mochizuki A, Iijima T, Inoue T.Coordinated Respiratory Motor Activity in Nerves Innervating the Upper Airway Muscles in Rats.PLoS One. 11(11):e0166436, 2016Nagata S, Nakamura S, Nakayama K, Mochizuki A, Yamamoto M, Inoue T.
Postnatal changes in glutamatergic inputs of jaw-closing motoneuron dendrites.Brain Res Bull. 127: 47-55, 2016
Ikawa Y, Mochizuki A, Katayama K, Kato T, Ikeda M, Abe Y, Nakamura S, Nakayama K, Wakabayashi N, Baba K, Inoue T. Effects of citalopram on jaw-closing muscle activity during sleep and wakefulness in mice.Neurosci Res. 13:48-55, 2016.
Konno A, Nishimura A, Nakamura S, Mochizuki A, Yamada A, Kamijo R, Inoue T, Iijima T.Continuous monitoring of caspase-3 activation induced by propofol in developing mouse brain.Int J Dev Neurosci, 51:42-49, 2016
学会発表
Dantsuji M, Nakamura S, Mochizuki A, Nakayama K, Kiyomoto M, Ozeki Masahiko,Inoue T. Activation of serotonin 2A receptor modulates NMDA receptor-mediated glutamate responses via Src in dendrites of rat jaw-closing motoneurons.
第94回日本生理学会大会,J Physiol Sci. Suppliment 1: S96, 2017, 浜松, 2017/3/28
Mochizuki A, Katayama K, Kato T, Ikawa Y, Ikeda M, Nakamura S, Nakayama K, Baba K, Inoue T.
The effects of dark/light transition and sleep-wake cycles on jaw-closing masseter muscle activity level in mice
5th Annual International Institute for Integrative Sleep Medicine (IIIS) Symposium
Shinagawa, 2016/12/12
Dantsuji M, Nakamura S, Mochizuki A, Nakayama K, Kiyomoto M, S. K. Park, Y. J. Bae, Ozeki M, Inoue T.
Serotonin modulates NMDA receptor-mediated glutamate responses through 5-HT2A receptors in dendrites of rat jaw-closing motoneurons
Society for Neuroscience 46th annual meeting
San Diego, U.S.A. 2016/11/15
永田愛、中山希世美、山口徹太郎、槇宏太郎、井上富雄
咬筋運動ニューロンのシナプス入力のセロトニンによる調節
Effects of serotonin on the synaptic inputs to masseter motoneurons
第75回日本矯正歯科学会大会
徳島, 2016/11/7-9
井上富雄
マウス咬筋活動に対するシタロプラムの効果
日本咀嚼学会第27回学術大会
広島,2016/11/5
中村史朗、望月文子、中山希世美、井上富雄
三叉神経運動ニューロンへのグルタミン酸性シナプス伝達機構の生後変化
日本顎口腔機能学会第57回学術大会
仙台,2016/10/1
那小屋公太, 中村史朗, 中山希世美, 望月文子, 清本聖文, 井上富雄
ラット三叉神経運動核背側領域に存在するPhox2b陽性ニューロンの電気生理学的特性
第58回歯科基礎医学会学術大会
札幌,2016/8/26
井川泰葉, 望月文子, 加藤隆史, 片山慶祐, 安部友佳, 中村史朗, 中山希世美, 馬場一美, 若林則幸, 井上富雄
ノンレム睡眠時の咬筋活動に対するシタロプラムの作用
第58回歯科基礎医学会学術大会 J. Oral Biosci. Suppl. 513, 2016
札幌,2016/8/26
中村史朗,中山希世美,望月文子,清本聖文,井上富雄
発達期ラット三叉神経運動ニューロンへのグルタミン酸性シナプス入力
第58回歯科基礎医学会学術大会 J. Oral Biosci. Suppl. 507, 2016
札幌, 2016/8/26
壇辻昌典,中村史朗,望月文子,中山希世美,清本聖文,尾関雅彦,井上富雄
セロトニンは 5-HT2A受容体を介して NMDA 受容体機能を調節し咬筋運動ニューロンのグルタミン酸応答を増大する
第58回歯科基礎医学会学術大会
新潟,2016/8/25
井上富雄,中村史朗,中山希世美,望月文子,清本聖文
覚醒制御に関わる脳内生理活性物質の三叉神経中脳路核ニューロンおよび閉口筋運動ニューロンに対する影響
第58回歯科基礎医学会学術大会 サテライトシンポジウム15, J. Oral
Biosci. Suppl. 159, 2016
札幌,2016/8/24
壇辻昌典,中村史朗,中山希世美,望月文子,清本聖文,尾関雅彦,井上富雄
Serotonergic modulation of NMDA receptor-mediated glutamate responses in the dendrites of rat jaw-closing motoneurons
第39回日本神経科学大会
横浜,2016/7/21
那小屋公太、中村史朗、中山希世美、望月文子、清本聖文、鬼丸洋、高橋浩二、井上富雄
ラット三叉神経運動核背側領域に存在するPhox2b陽性ニューロンの電気生理学的特性
第330回昭和学士会例会
東京、2016/6/25
壇辻昌典、中村史朗、中山希世美、望月文子、清本聖文、尾関雅彦、井上富雄
咬筋運動ニューロン樹状突起のグルタミン酸応答に対するセロトニンの効果
第330回昭和学士会例会
東京、2016/6/25
Nakayama K, Mochizuki A, Nakamura S, Inoue T.
Inhibition of neuronal activities in mesencephalic trigeminal sensory neurons via orexin receptor-2 in rats.
17th international symposium of olfaction and taste
横浜 2016/6/7
望月文子,井川泰葉,加藤隆史,片山慶祐,中村史朗,中山希世美,馬場一美,井上富雄
シタロプラムはノンレム睡眠時の咬筋活動を変調させる
日本顎口腔機能学会第56回学術大会
埼玉,2016/4/23
著書
井上富雄、中村史朗(分担執筆):筋電図法の基礎; 新 よくわかる顎口腔機能(日本顎口腔機能学会編)、医歯薬出版、東京、2-5頁、2017井上富雄、中村史朗(分担執筆):咀嚼の意義と効用; 新 よくわかる顎口腔機能(日本顎口腔機能学会編)、医歯薬出版、東京、123-125頁、2017
井上富雄(分担執筆):咀嚼と脳; 新 よくわかる顎口腔機能(日本顎口腔機能学会編)、医歯薬出版、東京、129-134頁、2017
シンポジウム?特別講演?招待講演
Ayako Mochizuki, Keisuke Katayama, Takafumi Kato, Yasuha Ikawa, Minako Ikeda, Shiro Nakamura, Kiyomi Nakayama, Kazuyoshi Baba, Tomio InoueThe effects of dark/light transition and sleep-wake cycles on jaw-closing masseter muscle activity level in mice
5th Annual International Institute for Integrative Sleep Medicine (IIIS) Symposium
Shinagawa, 2016/12/12
中村史朗(研究紹介講演)
顎運動制御に関与する中枢神経機構の解明
第330回昭和学士会例会
東京、2016/6/25
その他
井上富雄、中村史朗(訳書):神経筋の生理学;咬合のサイエンスとアート(Martin Gross著,小谷野 潔 監訳)、クインテッセンス出版、東京、43-62頁、2016、8月. 総ページ数536.2015年業績
原著論文
Katayama K, Mochizuki A, Kato T, Ikeda M, Nogawa Y, Nakamura S,Nakayama K, Wakabayashi N, Baba K, Inoue T.Dark/light transition and vigilance states modulate jaw-closing muscle activity level in mice.Neurosci Res, 101:24-31, 2015
Gemba C, Nakayama K, Nakamura S, Mochizuki A, Inoue M, Inoue T.Involvement of histaminergic inputs in the jaw-closing reflex arc.
J Neurophysiol, 113(10):3720-35, 2015
Maruyama N, Shibata Y, Mochizuki A, Yamada A, Maki K, Inoue T, Kamijo R, Miyazaki T.Bone micro-fragility caused by the mimetic aging processes in α-klotho deficient mice: In situ nanoindentation assessment of dilatational bands.Biomaterials, 47:62-71, 2015
学会発表
立川哲史,中山希世美,望月文子,中村史朗,清本聖文,飯島毅彦,井上富雄経動脈灌流標本を用いた上気道及び喉頭筋を支配する神経の呼吸性活動におけるアシドーシスの影響
第93回日本生理学会大会
札幌 2016/3/24
Nakamura S, Nagata S, Nakayama K, Mochizuki A, Kiyomoto M, Yamamoto M, Inoue T.
Developmental changes of glutamatergic synaptic properties in rat jaw-closing motoneurons.
The 93rd annual meeting of the physiological society of Japan, Symposium 24, J Physiol Sci. Suppliment 1: S57, 2016,
Sapporo 2016/3/22
中山希世美, 玄番千夏子, 望月文子, 中村史朗, 井上富雄
ヒスタミンによるラット閉口反射の抑制
日本顎口腔機能学会第55回学術大会
大阪 2015/11/1
Nakayama K, Gemba C, Nakamura S, Mochizuki A, Inoue M, Inoue T
Presynaptic histaminergic inhibition of synaptic transmission from mesencephalic trigeminal afferents to masseter motoneurons in juvenile rats
Society for Neuroscience 45th annual meeting
Chicago 2015/10/20
Tachikawa S, Nakayama K, Mochizuki A, Nakamura S, Kiyomoto M, Iijima T, Inoue T
Effects of hypercapnia on respiratory motor activity in nerves innervating the neck and tongue muscles
Society for Neuroscience 45th annual meeting
Chicago 2015/10/19
Nogawa Y, Mochizuki A, Katayama K, Ikeda M, Abe Y, Nakamura S, Nakayama K, Kiyomoto M, Kato T, Baba K, Wakabayashi N, Inoue T
The effects of citalopram on masseter and neck muscle activities in mice
Society for Neuroscience 2015 Annual Meeting
Chicago 2015/10/18
Nakamura S, Nagata S, Nakayama K, Mochizuki A, Kiyomoto M, Yamamoto M, Inoue T.
Developmental changes of dendritic properties in rat jaw-closing motoneurons.
NANOSYMPOSIUM; Oral motor and speech,
Society for Neuroscience 45th annual meeting,
Chicago 2015/10/17
中村史朗,梶原里紗,望月文子,中山希世美,清本聖文,井上富雄
咬筋運動ニューロンへの興奮性シナプス伝達の生後発達
第57回歯科基礎医学会学術大会
新潟 2015/9/13
玄番千夏子,中山希世美,望月文子,中村史朗,井上美津子,井上富雄
ヒスタミンはシナプス前H1受容体を介して三叉神経中脳路核から咬筋運動ニューロンへの入力を抑制する
第57回歯科基礎医学会学術大会
新潟 2015/9/13
立川哲史,中山希世美,望月文子,中村史朗,清本聖文,飯島穀彦,井上富雄
除脳ラット灌流標本を用いた上気道筋群の支配神経活動への CO2負荷の影響
第57回歯科基礎医学会学術大会
新潟 2015/9/12
壇辻昌典,中村史朗,中山希世美,望月文子,清本聖文,尾関雅彦,井上富雄
咬筋運動ニューロン樹状突起のグルタミン酸応答に対するセロトニンの効果
第57回歯科基礎医学会学術大会
新潟 2015/9/12
野川泰葉,望月文子,片山慶祐,加藤隆史,安部友佳,中村史朗,中山希世美,馬場一美,若林則幸,井上富雄
マウス咬筋および頸筋の筋活動に対するシタロプラムの影響
第57回歯科基礎医学会学術大会
新潟 2015/09/12
Shiro Nakamura, Shoko Nagata, Kiyomi Nakayama, Ayako Mochizuki, MasaakiKiyomoto, Matsuo Yamamoto, Tomio Inoue
Glutamatergic response properties in developing jaw-closing motoneuron dendrites.
第38回日本神経科学大会
神戸 2015/7/29
立川哲史,中山希世美,望月文子,中村史朗,清本聖文,飯島毅彦,井上富雄
除脳ラット灌流標本を用いた自発呼吸に伴う頸筋支配 神経活動の解析
第322回 昭和大学学士会例会
東京 2015/6/27
野川泰葉,望月文子,片山慶祐,安部友佳,加藤隆史,馬場一美,若林則幸,井上富雄
シタロプラムがマウス咬筋および頸筋筋活動に及ぼす影響
日本補綴歯科学会124回学術大会
大宮 2015/05/31
玄番千夏子,中山希世美,井上富雄,井上美津子
ラットにおける下顎反射の調節へのヒスタミンH1受容体の関与
第53回日本小児歯科学会大会
広島 2015/5/21-22
立川哲史, 中山希世美, 望月文子, 中村史朗, 清本聖文, 飯島穀彦, 井上富雄
除脳ラット灌流標本を用いた自発呼吸に伴う頸筋支配神経活動の解析
第54回日本顎口腔機能学会
鹿児島 2015/4/19
著書
井上富雄:動物を用いた咀嚼運動研究法;顎口腔機能の検査?分析 -基礎と実践-、日本 顎口腔機能学会、鳴門市、30-43頁、2015.総ページ数95.その他
井上富雄:顎反射 口腔の生理から考える 臨床像(5) 日本歯科評論5 133-137井上富雄:顎反射 口腔の生理から考える 臨床像(6) 日本歯科評論6 143-149
Inoue T: Premotoneuronal inputs and dendritic responses in trigeminal motoneurons. , The International Symposium on Neuroscience in Orofacial sensory-motor functions 2015, Osaka, May 10th-11th, 2015
Nakamura S: Glutamatergic responses in rat developing jaw-closing motoneuron dendrites. , The International Symposium on Neuroscience in Orofacial sensory-motor functions 2015, Osaka, May 10th-11th, 2015
壇辻昌典、中村史朗、中山希世美、望月文子、清本聖文、尾関雅彦、井上富雄
咬筋運動ニューロン樹状突起へのグルタミン酸入力に対するセロトニンの効果
昭和大学歯学部文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業平成27年度シンポジウム
東京 2016年3月12日
立川哲史,中山希世美,望月文子,中村史朗,清本聖文,飯島毅彦,井上富雄
除 脳ラット灌流標本を用いた自発呼吸に伴う頸筋支配神経活動の解析
昭和大学歯学部文部科学省私立大学 戦略的研究基盤形成支援事業平成27年度シンポジウム
東京 2016年3月12日
中村史朗、中山希世美、望月文子、清本聖文、井上富雄
咬筋運動ニューロンにおける興奮性シナプス伝達機構の生後変化
第9回三叉神経領域の感覚-運動統合機構研究会
福岡 2015年11月28日
2014年業績
原著論文
Nakamura S, Nakayama K, Mochizuki A, Sato F, Haque T, Yoshida A, Inoue T. Electrophysiological and morphological properties of rat supratrigeminal premotor neurons targeting the trigeminal motor nucleus. J Neurophysiol, 111 (9): 1770-1782, 2014学会発表
Mochizuki A, Katayama K, Kato T, Ikeda M, Nogawa Y, Nakamura S, Nakayama K, Kiyomoto M, Wakabayashi N, Baba K, Inoue TModulation of masseter activity by vigilance states and circadian rhythm
第120回日本解剖学会総会?全国学術集会?第92回日本生理学会大会合同大会
神戸 2015/03/23
Kajiwara R, Nakamura S, Mochizuki A, Nakayama K, Kiyomoto M, Inoue T
Postnatal changes of excitatory synaptic inputs in the rat masseter motoneurons
第120回日本解剖学会総会?全国学術集会?第92回日本生理学会大会合同大会 抄録集S163
神戸 2015/3/21
Konno A, Nishimura A, Nakamura S, Yamada A, Kamijo R, Inoue T, Iijima T
Live imaging of apoptogenic change induced by general anesthetic neurotoxicity in developing mouse
IARS 2015 Annual Meeting and International Science Symposium program: 88
IARS 2015 Annual Meeting and International Science Symposium
Honolulu,2015/3/
Maruyama N, Shibata Y, Mochizuki A, Miyazaki T, Inoue T, Maki K
Age-related degradation of mouse cortical bone: implications for the α-klotho gene responsible for bone mechanical integrity in a series of nanoindentation experiments.
Recent Advances in Structural Integrity Analysis: Proceedings of the International Congress (APCF/SIF-2014) 300-304,
Sydney, Australia, 2014/12/10
長田翔子、中村史朗、望月文子、中山希世美、清本聖 文、山本松男、井上富雄
咬筋運動ニューロン樹状突起での情報処理機構の発育変化
第61回昭和大学学士会総会
東京、2014/12/6
Nagata S, Nakamura S, Mochizuki A, Nakayama K, Kiyomoto M, Yamamoto M, Inoue T
Developmental changes of dendritic properties in rat jaw-closing motoneurons
第62回国際歯科研究学会 日本部会総会?学術大会
大阪、2014/12/4
Nakayama K, Gemba C, Nakamura S, Mochizuki A, Inoue M, Inoue T
Histaminergic modulation of oral-motor activity
NANOSYMPOSIUM; Brainstem: Motor and Sensory Systems
Society fro Neuroscience 44th annual meeting
Washington DC 2014/11/18
丸山範子,柴田陽,望月文子,宮崎隆,槇宏太郎
α-klotho遺伝子欠損マウスをモデルとした加齢変化による硬組織の物理的特性
第73回日本矯正歯科学会大会
千葉 2014/10/20-22
片山慶祐, 望月文子, 加藤隆史, 池田美菜子,野川泰葉,中村史朗,中山希世美,若林則幸,馬場一美,井上富雄
マウスにおける咬筋の活動に対する明暗および睡眠—覚醒サイクルの影響
第53回日本顎口腔機能学会学術大会
松戸 2014/10/4
中村史朗、長田翔子、望月文子、中山希世美、清本聖 文、山本松男、井上富雄
咬筋運動ニューロン樹状突起での入力情報処理機構の生後変化
第56回歯科基礎医学会学術大会
福岡 2014/9/27
玄番千夏子, 中山希世美, 中村史朗, 望月文子, 井上美津子, 井上富雄
三叉神経中脳路核から三叉神経運動ニューロンへのシナプス入力におけるヒスタミンの作用
第37回日本神経科学会
横浜 2014/9/12
片山慶祐, 望月文子, 加藤隆史, 池田美菜子,野川泰葉,中村史朗,中山希世美,若林則幸, 馬場一美, 井上富雄
マウスにおける筋活動量に対する明暗および睡眠ー覚醒のサイクルの影響
日本睡眠学会 第39回定期学術集会
徳島 2014/7/3
片山慶祐, 馬場一美, 井上富雄
明暗サイクルおよび睡眠ー覚醒サイクルに伴うマウス咬筋活動の変化
第27回一般社団法人日本顎関節学会総会?学術大会
福岡 2014/7/19
長田翔子, 中村史朗, 望月文子, 中山希世美, 山本松男, 井上富雄
咬筋運動ニューロン樹状突起での情報処理機構の発育変化
第52回 日本顎口腔機能学会学術大会
岡山 2014/4/19
その他
マウス咬筋活動に対する睡眠—覚醒の影響片山慶祐, 望月文子, 加藤隆史, 池田美菜子,野川泰葉, 中村史朗,中山希世美, 馬場一美, 井上富雄
昭和大学歯学部文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業平成26年度シンポジウム
東京 2015/03/28
長田翔子,中村史朗,中山希世美,望月文子,清本聖文,山本松男,井上富雄
発育期咬筋運動ニューロン樹状突起におけるグルタミン酸性応答
昭和大学歯学部文部科学省私立戦略的研究基盤形成支援事業平成26年度シンポジウム
東京 2015/3/28
井上富雄
咀嚼の神経機構
BRAIN and NERVE 67(2) 141-156
医学書院 2015
野川泰葉, 望月文子, 片山慶祐, 池田美菜子, 安部友佳, 中村史朗, 中山希世美, 清本聖文, 加藤隆史, 馬場一美, 若林則幸, 井上富雄
マウス咬筋および頸筋筋活動に対するシタロプラムの影響
第8回三叉神経領域の感覚-運動統合機構研究会
軽井沢, 2014/10/18
2013年業績
原著論文
Tamaki J, Tsuruoka M, Maeda M, Hayashi B, Inoue T.Involvement of a descending pathway from the A7 region in nociceptive processing under neuropathic conditons in rats.Dental Medicine Research Vol34, No.1Hayashi B, Maeda M, Tsuruoka M, Inoue T. Neural mechanisms that underlie angina-induced referred pain in the trigeminal nerve territory: a c-Fos study in rats. ISRN Pain, 2013: Article ID 671503, 10 pages, 2013
Song D, Ohtaki H, Tsumuraya T, Miyamoto K, Shibato J, Rakwal R, Xu Z, Hiraizumi Y, Inoue T, Shioda S. The anti-inflammatory property of human bone marrow-derived mesenchymal stem/stromal cells is preserved in late-passage cultures. Journal of Neuroimmunology, 263: 55-63, 2013
学会発表
中山希世美、望月文子、井上富雄、矢澤格顎運動の生後機能発達を調べるための新規手法の開発
日本顎口腔機能学会第50回学術大会
東京 2013/4/21
中山希世美、横松充、望月文子、井上富雄、矢澤格
除皮質ラット灌流標本では呼気相と同期して下顎の開口運動が起こる
第36回日本神経科学大会
京都 2013/6/20
Nakayama K, Yokomatsu M, Mochizuki A, Inoue T, Yazawa I
Switching of lower jaw movements between the inspiratory and expiratory phases generated by chemoreceptor inputs.
IUPS2013
Birmingham 2013/7/25
Nakai K, Nakamura S, Mochizuki A, Nakayama K, Inoue T
Dendritic signal processing in the trigeminal motoneurons.
2nd Meeting of the International Association for Dental Research – Asia Pacific Region
Bangkok, 2013/8/21
Nakamura S, Matsuda K, Nonaka M, Mochizuki A, Nakayama K, Iijima T, Yokoyama A, Inoue T
Postnatal development of convergent premotoneuronal inputs to single trigeminal motoneurons.
2nd Meeting of the International Association for Dental Research – Asia Pacific Region
Bangkok, 2013/8/21
中村史朗、中山希世美、望月文子、吉田篤、井上富雄
三叉神経上核プレモーターニューロンの形態学的および生理学的特性
第55回歯科基礎医学会学術大会
岡山 2013/9/21
望月文子、高見正道、宮本洋一、井上富雄、上條竜太郎
破骨細胞の前駆細胞における接着シグナルは分化誘導受容体(RANK)の発現を誘導する
第55回歯科基礎医学会学術大会
岡山 2013/9/21
中井健人、中村史朗、望月文子、中山希世美、矢澤格、井上富雄
三叉神経運動ニューロン樹状突起の能動的特性
第55回歯科基礎医学会学術大会
岡山 2013/9/21
片山慶祐 望月文子, 加藤隆史, 池田美菜子,野川泰葉, 中村史朗, 中山希世美, 矢澤 格, 馬場一美, 井上富雄
マウス咬筋活動に対する睡眠ー覚醒の影響
第55回歯科基礎医学会学術大会
岡山 2013/9/22
片山慶祐 望月文子, 加藤隆史, 池田美菜子,野川泰葉, 中村史朗, 中山希世美, 矢澤 格, 馬場一美, 井上富雄
マウスの咬筋および頸筋活動に対する 睡眠—覚醒パターンの影響
第51回日本顎口腔機能学会学術大会
新潟 2013/10/6
Gemba C, Nakayama K, Nakamura S, Mochizuki A, Inoue M, Inoue T
Effects of histamine on neurotransmission from the mesencephalic trigeminal nucleus to trigeminal motoneurons in rats.
Society fro Neuroscience 43rd annual meeting
San Diego 2013/11/13
Yazawa I, Tachikawa S, Mochizuki A, Inoue T, Nakayama K
Functional interactions between the respiratory center, the upper spinal cord, and the trigeminal system.
Society fro Neuroscience 43rd annual meeting
San Diego 2013/11/13
Katayama K, Mochizuki A, Kato T, Ikeda M, Nakayama K,Nakamura S,Yazawa I,Baba K, Inoue T
Masseter muscle activity during awake state, non-REM sleep and REM sleep in mice.
Society fro Neuroscience 43rd annual meeting
San Diego 2013/11/13
片山慶祐, 望月文子, 加藤隆史, 池田美菜子, 野川泰葉, 中村史朗, 中山希世美, 矢澤 格, 馬場一美, 井上富雄
マウス咬筋活動に対する睡眠ー覚醒の影響
第33回昭和歯学会例会
東京 2013/12/7
オレキシンは肝臓における脂質代謝に関与する
望月文子、中山希世美、中村史朗、井上富雄
第91回日本生理学会大会
鹿児島 2014/3/18
総説
Inoue T: The Role of University Dentistry Education in an Aging Society. Dental Med Res, 33(2): 163-168, 2013著書
井上富雄(分担執筆):顎口腔系の機能; 新編 顎関節症(日本顎関節学会編)、永末書店、京都、35-40頁、2013井上富雄:口腔の感覚機能, 咀嚼のメカニズム;口腔科学(戸塚靖則?高戸毅 監修)、朝倉書店、東京、56-61頁、70-78頁、2013
井上富雄(分担執筆):19章咀嚼;基礎歯科生理学 第6版(森本俊文他編)、医歯薬出版、東京、328-345頁、2014
井上富雄(分担執筆):歯周組織の生理学;ザ?ペリオドントロジー第2版(和泉雄一、木下淳博、沼部幸博、山本松男 編)、永末書店、東京、9-13頁、2014
シンポジウム?特別講演?招待講演
Inoue T, Nonaka M, Ihara Y, Nakamura S, Nakayama K, Yazawa I, Mochizuki A: Neural mechanisms controlling jaw and tongue movements.Symposia; Neural control of feeding behaviors, S3-5-2-3, Neuro2013, Kyoto, 20-23 June, 2013
(一般招待講演)
望月文子:破骨細胞分化における細胞接着シグナルの役割
第12回松本ボーンフォーラム 信州大学 2013/5/17
その他
井上富雄: 咬合違和感の原因とその対応 口腔生理学領域から, DENTAL DIAMOND, 38巻11号(2013年8月号), 34-37, 2013長田翔子、中村史朗、望月文子、中山希世美、矢澤格、山本松男、井上富雄
咬筋運動ニューロン樹状突起の情報処理機構における電位依存性カルシウムチャネルの関与
第7回 三叉神経領域の感覚-運動統合機構研究会、
新潟 2013/11/30
2012年業績
原著論文
Inoue T, Yamaoka A, Hironaka S, Nakamura S, Nakayama K, Mochizuki A, Mukai Y, Itabashi KPostnatal changes in the repetitive firing properties of rat jaw-closing motoneurons. J Jpn Soc Stomatognath Funct, 19 (2): in press
Ihara Y, Nakayama K, Nakamura S, Mochizuki A, Takahashi K, Inoue T
Coordination of NMDA-induced rhythmic activity in the trigeminal and
hypoglossal nerves of neonatal mice in vitro. Nerosci Res. in press
Nonaka M, Nishimura A, Nakamura S, Nakayama K, Mochizuki A, Iijima T, Inoue T
Convergent premotoneuronal inputs to single trigeminal motoneurons. J Dent Res., 91(9): 888-893, 2012
Hayashi B, Tsuruoka M, Maeda M, Tamaki J, Inoue T
A possible synaptic configuration underlying coeruleospinal inhibition of visceral nociceptive transmission in the rat. Neurol Sci.,33(2): 463-468, 2012
Miyamoto A, Takami M, Matsumoto A, Mochizuki A, Yamada T, Tachi K, Shibuya I, Nakamachi T, Shioda S, Baba K, Inoue T, Miyamoto Y, Yim M, Kamijo R
R848, a toll-like receptor 7 agonist, inhibits osteoclast differentiation but not survival or bone-resorbing function of mature osteoclasts. Cytotechnology,64(3): 331-339, 2012
Mochizuki A, Takami M, Miyamoto Y, Nakamaki T, Tomoyasu S, Kadono Y, Tanaka S, Inoue T, Kamijo R
Cell adhesion signaling regulates RANK expression in osteoclast precursors.
PLoS One,2012;7(9):e45909.doi:10.1371/journal.pone.0045909
学会発表
中山希世美、横松充、望月文子、塩田清二、井上富雄、矢澤格呼吸、咀嚼および嚥下間の機能的相互作用を解析するための除皮質
ラット灌流標本の開発
第90回日本生理学会大会
東京 2013/3/27
望月文子、中山希世美、中村史朗、井上富雄
脂質代謝におけるオレキシンの関与
第22回日本歯科医学会
大阪 2012/11/9
中村史朗、望月文子、中山希世美、井上富雄
三叉神経運動ニューロン樹状突起における情報処理機構
日本顎口腔機能学会第49回学術大会
プログラム?事前抄録集54
北九州 2012/10/21
林文祥、前田昌子、玉置潤一郎、鶴岡正吉、井上富雄
狭心症に伴う顎口腔系の疼痛は心臓迷走神経によって伝えられる
第54回歯科基礎医学会大会
郡山 2012/9/15
伊原良明、中山希世美、高 橋浩二、井 上富雄
新生マウスにおけるNMDA 誘発リズム活動の三叉神経,舌下神経間での同期について第35回日本神経科学大会
名古屋 2012/9/
Song, D, Ohtaki H, Tsumuraya T, Nakano H, Hiraizumi Y, Inoue T, Shioda
S. Stem cell characteristics of human MSCs in different passages.
ISSCR 2012
Yokohama 2012/6/13-16
松田啓資、中村史朗、横山敦郎、野中睦美、井上富雄
三叉神経運動ニューロンに対するプレモーターニューロンからの入力様式の発育変化日本補綴歯科学会第121回学術大会
横浜 2012.5.26
伊原良明、中山希世美、中村史朗、望月文子、井上富雄
新生マウスにおけるNMDA 誘発リズム活動の三叉神経,舌下神経間での関係
日本顎口腔機能学会第48回学術大会
長野 2012/4/21
総説
Tsuruoka M, Tamaki J, Maeda M, Hayashi B, Inoue TBiological implications of coeruleospinal inhibition of nociceptive processing in the spinal cord. Frontiers in integrative neurosciences, Open access electronic journal, 28 Sep 2012
シンポジウム?招待講演?特別講演
井上富雄: 下顎と舌運動制御の 神経機構, シンポジウム「食べる」ことの仕組み:分子?脳?学習, 日本味と匂学会第46回大会 大阪府吹田市 2012/10/4Inoue T, Nakayama K, Ihara Y, Nakamura S, Mochizuki A, Takahashi K
Coordination of NMDA-induced suckling-like rhythmic activity in the trigeminal and hypoglossal nerves of In vitro brain preparations from newborn mice.
NANOSYMPOSIUM; Oral movements; Theme D: Sensory and Motor Systems, Soc Neurosci abstr 14.01, Neuroscience 2012, New Orleans, October 10-13, 2012
Nakamura S, Nonaka M, Matsuda K, Nakayama K, Mochizuki A, Iijima T, Inoue T
Convergent inputs to single trigeminal motoneurons from the premotor neurons which were located in the regions surrounding the trigeminal motor nucleus in rats.
NANOSYMPOSIUM; Oral movements; Theme D: Sensory and Motor Systems, Soc Neurosci abstr 14.10, Neuroscience 2012, New Orleans, October 10-13, 2012
(海外特別講演)
Tomio Inoue:Neural mechanisms underlying oral-motor functions during feeding.
Kyungpook National University School of Dentistry 2012/7/19
その他
(研究会発表)中山希世美、矢澤格、望月文子、井上富雄
呼吸、咀嚼および嚥下間の機能的相互作用を解析するための除皮質
ラット灌流標本の開発
昭和大学歯学部?文部科学省市立大学戦略的研究基盤形成支援事業?平成24年度シンポジウム
東京 2013/3/23
(研究会発表)
中村史朗、松田啓資、野中睦美、望月文子、中山 希世美、飯島毅彦、井上富雄
三叉神経運動核周囲領域から三叉神経運動ニューロンに対する収束性入力の生後発育変化
昭和大学歯学部?文部科学省市立大学戦略的 研究基盤形成支援事業?平成24年度シンポジウム
東京 2013/3/23
(大学院特別講義)
井上富雄:咀嚼筋?顔面筋?舌筋の運動制御に関わる神経メカニズム
長崎大学歯学部 2012/8/31
(特別講演)
井上富雄:咀嚼運動制御に関わる口腔感覚情報 南但歯科医師会学術講演会(但馬長寿の郷視聴覚室 兵庫県養父市八鹿町 2012/8/5
(研究会発表)
松田啓資、中村史朗、野中睦美、中山希世美、望月文子、横山敦郎、井上富雄
三叉神経運動核周囲に存在するプレモーターニューロンから三叉神経運動ニューロンへのシナプス入力の発育変化
第6回三叉神経領域の感覚-運動統合機構研究会
横浜 2012/7/8
(研究会発表)
中村史朗、中山希世美、望月文子、吉田篤、井上 富雄
三叉神経運動核周囲領域に存在するプレモーターニューロンの形態学的および電気生理学的特性
第6回Motor Control研究会
岡崎 2012/6/22
2011年業績
原著論文
Tsuruoka M, Tamaki J, Maeda M, Hayashi B, Inoue TThe nucleus locus coeruleus/subcoeruleus contributes to antinociception during freezing behavior following the air-puff startle in rats. Brain Research 1393: 52-61, 2011
Nakamura S, Bradley RM
Characteristics of Sodium Currents in Rat Geniculate Ganglion Neurons. J Neurophysiol 106(6): 2982-91, 2011
坂口究、横山正起、渡邊篤士、阿部賢一、岩下隼人、浦田健太郎、熊崎洋平、河野稔広、小針啓司、玉置潤一郎、福井雄介、藤下あゆみ、宮城光志、志賀博
習慣性咀嚼側が咀嚼機能に及ぼす影響.日本顎口腔機能学会雑誌, 18(2): 152-160, 2012
学会発表
望月文子、松尾英子、中山希世美、中村史朗、井上富雄Orexin knockout miceは蔗糖溶液摂取量が減少する
日本顎口腔機能学会 第46回学術大会
仙台 2011/5/29
Nakayama K, Ihara Y, Inoue T
Rhythmic jaw movement in the isolated brainstem preparation from
neonatal mice.
第5回モーターコントロール研究会
愛知 2011/6/17
Nakayama K, Ihara Y, Inoue T
Oromotor rhythmic activity evoked by electrical stimulation of the
trigeminal nerve sensory root in an isolated brainstem preparation
from neonatal mice.
8th IBRO world congress of neuroscience
Florence 2011/7/18
Ihara Y, Nakayama K, Takahashi K, Inoue T
Two types of NMDA-induced rhythmic activity in the trigeminal motor
nerve of neonatal mice in vitro.
8th IBRO world congress of neuroscience
Florence 2011/7/18
Nonaka M, Inoue T, Nishimura A, NakayamaK, Mochizuki A, Nakamura S, Yoshimura S, Iijima T
Properties of synaptic transmission from regions surrounding the trigeminal motor
nucleus to trigeminal motoneurons in neonatal rats.
8th IBRO world congress of neuroscience
Florence 2011/7/18
中村史朗、井上富雄、Robert M. Bradley
ラット膝神経節細胞に発現するカルシウムおよびナトリウム電流
第34回日本神経科学大会
横浜 2011/9/15
中村史朗、井上富雄、Robert M. Bradley
味覚神経節細胞におけるカルシウムおよびナトリウム電流の多様性
第53回歯科基礎医学会学術大会サテライトシンポジウム
岐阜 2011/9/30
伊原良明、中山希世美、高橋浩二、井上富雄
新生マウス脳幹摘出標本におけるNMDA誘発リズムの三叉-
舌下神経間の連絡
第53回歯科基礎医学会学術大会?総会
岐阜 2011/10/2
前田昌子、玉置潤一郎、林分祥、鶴岡正吉、井上富雄
心臓への発痛物質投与後に三叉神経感覚核でc-Fosが発現する
第53回歯科基礎医学会学術大会?総会
岐阜 2011/10/2
西村晶子、中村史朗、野中睦美、飯島毅彦、井上富雄
下顎?頬?口唇の協調運動に関与する神経回路の解析
第53回歯科基礎医学会学術大会?総会
岐阜 2011/10/2
野中睦美、西村晶子、中山希世美、中村史朗、望月文子、飯島毅彦、井上富雄
三叉神経運動ニューロンには三叉神経運動核周囲の様々な部位からの入力が収束する
日本顎口腔機能学会第47回学術大会
神戸 2011/10/22
坂口 究、横山正起、渡邊篤士、阿部賢一、岩下隼人、浦田健太郎、熊崎洋平、河野稔広、小針啓司、玉置潤一郎、福井雄介、藤下あゆみ、宮城光志、志賀博
習慣性咀嚼側が咬合?咀嚼機能に及ぼす影響
日本顎口腔機能学会第47回学術大会
神戸 2011/10/22-23
前田昌子、林文祥、玉置潤一郎、鶴岡正吉、井上富雄
青斑核からの下行性抑制系が脊髄後核ニューロンの内臓痛応答を抑制するシナプス様式の検討
第89回日本生理学会大会
松本 2012/3/30
著書
井上富雄(分担執筆)咀嚼運動と顎反射;歯科生理学実習(岩田幸一?三枝木泰丈?泰羅雅登?西川泰央 編著)
医歯薬出版、東京、95-107頁
鶴岡正吉
顎関節症の痛み
日本運動器疼痛研究会誌別冊運動器痛のファクトシート
IASP (International Association for Study of Pain) 編
日本疼痛学会?日本運動器疼痛研究会訳
シンポジウム?特別講演?招待講演
Tomio Inoue, Shiro Nakamura, Akiko Gemba-Nishimura, Mutsumi Nonaka,Atsushi Yoshida, Ayako Mochizuki, Kiyomi NakayamaElectrophysiological and morphological properties of premotor neurons targeting jaw-closing and jaw-opening motoneurons. NANOSYMPOSIUM;Orofacial Systems: Respiration, Communication, and Feeding; Theme D:Sensory and Motor Systems, Neuroscience 2011
Washington, DC, 12-16 November, 2011
主催セミナー
日本顎口腔機能学会第7回「顎口腔機能セミナー」校長 井上富雄
富士吉田市 2011/8/5~8/7
その他
伊原良明、中山希世美、高橋浩二、井上富雄新生マウス脳幹-脊髄摘出標本におけるNMDA誘発リズムの三叉神経、舌下神経間の協調
昭和大学大学院歯学研究科?口腔癌包括的研究センター平成23年度合同シンポジウム
東京 2012/3/17
玉置潤一郎
ラット脳内自己刺激行動を用いた疼痛評価方法の確立
平成23年度岩垂育英会奨学生研究成果報告会
大阪 2012/3/4
井上富雄
下顎?頬?舌の運動制御に関わる神経機構
九州大学歯学研究院口腔健康科学研究会セミナー
福岡 2012/2
望月文子、松尾英子、中山希世美、中村史朗、井上富雄
蔗糖溶液摂取におけるOrexinの関与
第5回三叉神経領域の感覚-運動統合機構研究会 2011/12/3
井上富雄
顎運動制御に関わる神経機構 — プレモーターニューロン群と顎舌の協調機構 —
九州歯科大学大学院セミナー
北九州 2011/12
井上富雄
吸啜/咀嚼運動制御の神経機構
北海道大学歯学研究セミナー
札幌 2011/6
井上富雄
脳による生命?恒常性維持の基盤研究と臨床応用—顎運動制御におけるプレモーターニューロンの機能的役割—
昭和大学共同研究平成22年度研究成果発表会 2011/5/21
井上富雄
咀嚼運動に関わる口腔感覚情報
九州インプラント研究会
熊本 2011/5
2010年業績
原著論文
Nakamura S, Bradley RMCharacteristics of Calcium Currents in Rat Geniculate Ganglion Neurons.J Neurophysiol 105: 224-234, 2011
Matsuo E, Mochizuki A, Nakayama K, Nakamura S, Yamamoto T, Shioda S, Sakurai
T, Yanagisawa M, Shiuchi T, Minokoshi Y, Inoue T
Decreased Intake of Sucrose Solutions in Orexin Knockout Mice. J Mol Neurosci 43(2) : 217-224,2011
Tachi K, Takami M, Sato H, Mochizuki A, Zhao B, Miyamoto Y, Tsukasaki H, Inoue T, Shintani S, Koike T, Honda Y, Suzuki O, Baba K, Kamijo R
Enhancement of bone morphogenetic protein-2-induced ectopic bone formation by transforming growth factor-β1.Tissue Eng Part A 17(5-6): 597-606, 2011
Tachi K, Takami M, Zhao B, Mochizuki A, Yamada A, Miyamoto Y, Inoue T, Baba K, Kamijo R
Bone morphogenetic protein 2 enhances mouse osteoclast differentiation via increased levels of receptor activator of NF-κB ligand expression in osteoblasts.Cell and Tissue Research 342(2): 213-220, 2010
Tokita K, Inoue T and Boughter Jr J.D.
Subnuclear organization of parabrachial efferents to the thalamus, amygdala and lateral hypothalamus in C57BL/6J mice: a quantitative retrograde double labeling study.Neuroscience 171(1): 351-365, 2010
Haino T, Hironaka S, Ooka T, Tokita K, Kubota Y, Boughter Jr JD, Inoue T, Mukai Y
Orosensory deprivation alters taste-elicited c-Fos expression in the parabrachial nucleus of neonatal rats. Neurosci Res 67: 228-235, 2010
Wang X, Suzawa T, Ohtsuka H, Zhao B, Miyamoto Y, Miyauchi T, Nishimura R, Inoue T, Nakamura M, Baba K, Kamijo R
Carbonic anhydrase II regulates differentiation of ameloblasts via Intracellular pH-dependent JNK signaling pathway. J Cell Physiol 225: 709-719, 2010
Tsuruoka M, Wang D, Tamaki J, Inoue T
Analgesic effect of tape containing loxoprofen sodium on muscle pain. Jpn Pharmacol Ther 38 (7): 597-601, 2010
Tsuruoka M, Tamaki J, Maeda M, Hayashi B, Inoue T
The nucleus locus coeruleus/subcoeruleus affects the defensive-like, immobile posture following an air-puff startle reaction in the rat. Neuroscience 168: 149-155, 2010
学会発表
Nakamura S, Bradley RM.Characteristics of calcium and sodium currents in rat geniculate ganglion neurons.
Society for Neuroscience 40th annual meeting
San Diego 2010/11/17
中山希世美、伊原良明、井上富雄
新生マウス脳幹摘出標本における三叉神経刺激誘発リズムに関与する神経伝達物質
第33回 日本神経科学大会
神戸 2010/9/2
玉置潤一郎、鶴岡正吉、前田昌子、林文祥、井上富雄
ラット驚愕反応に伴う痛み抑制
第33回日本神経科学大会(Neuro2010)
神戸 2010/9/2-4
玉置潤一郎、鶴岡正吉、王丹、前田昌子、林文祥、井上富雄
内臓痛と内臓ー体性反射に対する青斑核刺激効果の解離
第87回日本生理学会
岩手 2010/5/21
中山希世美、望月文子、井上富雄
三叉神経中脳路核ニューロンにおけるオレキシンの作用
第7回GPCR研究会
東京 2010/5/11
Nakamura S, Bradley RM.
Characterization of Ca2+ currents in identified subpopulations of rat geniculate ganglion neurons.
Association for chemoreception sciences 32nd annual meeting
St. Pete Beach 2010/4/23
著書
増田裕次、井上富雄顎口腔系の機能評価のための生理学;顎口腔機能の評価
鳴門市, 2010, 日本顎口腔機能学会, pp59-65
kamijo R, Zhao B, Mochizuki A, Inoue T, Takami M
Involvement of transcription factor IRF-8 in bone metastasis of cancer.
Tokyo, 2010, The Waksman Foundation of Japan.
井上富雄
咬合と咀嚼?吸啜 ④摂食行動、⑤咀嚼能力、⑥吸啜; 最新衛生士教本 歯?口腔の構造と機能 口腔解剖学?口腔組織発生学?口腔生理学
全国歯科衛生士教育協議会 監修;前田 健康、遠藤 圭子、畠山 能子編
東京, 2011, 医歯薬出版, pp96-104
シンポジウム?特別講演?招待講演
井上富雄:咀嚼運動制御の神経機構(日本顎関節学会 第27回学術講演会、大阪、2010、5月)その他
井上富雄:咀嚼運動制御の神経機構(日本大学歯学部大学院特別講義,東京,2010年6月)井上富雄:咀嚼運動制御に関わる脳幹神経機構(北海道大学 歯学研究セミナー,札幌,2010年6月)
井上富雄:咀嚼運動に関わる口腔感覚情報 (九州インプラント研究会,熊本,2010年5月)
2009年業績
原著論文
Gemba-Nishimura A, Inoue T, Nakamura S, Nakayama K, Mochizuki A, Shintani S, Yoshimura SProperties of synaptic transmission from the reticular formation dorsal to the facial nucleus to trigeminal motoneurons during early postnatal development in rats. Neuroscience 166: 1008-1022, 2010
Tsuruoka M, Wang D, Tamaki J, Inoue T
Descending influence from the nucleus locus coeruleus/subcoeruleus on visceral nociceptive transmission in the rat spinal cord. Neuroscience 165: 1019-1024, 2010
Takami M, Mochizuki A, Yamada A, Tachi K, Zhao B, Miyamoto Y, Anada T, Honda Y, Inoue T, Nakamura M, Suzuki O, Kamijo R
Osteoclast differentiation induced by synthetic octacalcium phosphate through receptor activator of NF-kB ligand expression in osteoblasts. Tissue Engineering, Part A 15: 3991-4000, 2009
Tokita K, Inoue T, Boughter Jr J.D
Afferent connections of the parabrachial nucleus in C57BL/6J mice. Neuroscience 161: 457-488 ,2009
玉置潤一郎、鶴岡正吉、王丹、前田昌子、林文祥、井上富雄
機械的圧刺激による足引っ込め反射の筋活動量は痛みの指標となりうるか? Dental Medicine Research 29(2):115-118, 2009
中村史朗、片岡竜太、馬谷原光織、伊佐津克彦、浅里仁、中島功、佐藤裕二、中村雅典、宮崎隆
PBLテュートリアルの学習プロセスおよび学習内容の理解度に影響を与える因子の検討 日本歯科医学教育学会雑誌 25巻 1号 22-29, 2009
学会発表
Matsuo E, Mochizuki A, Nakayama K, Inoue TDecreased intake of sucrose solutions in orexin knockout mice.
GPCR2010 Symposium
Kyoto, 2010/3/30
Nakamura S, Bradley R.M.
Characterization of Ca2+ currents in identified subpopulations of rat geniculate ganglion neurons.
University of Michigan School of Dentistry Research Day 2010,
Ann Arbor 2010/2/9
舘慶太、高見正道、佐藤華、本田義知、宮本阿礼、望月文子、井上富雄、新谷悟、中村雅典、鈴木治、馬場一美、上條竜太郎
TGF-βはBMP2に誘導された異所性骨形成を促進する
第32回日本分子生物学会
横浜 2009/12/9-12
望月文子、中山希世美、中村史朗、井上富雄
三叉神経中脳路核ニューロンに対するオレキシンの作用
第46回日本口腔組織培養学会学術大会
東京 2009/12/5
舘慶太、高見正道、佐藤華、本田義知、望月文子、井上富雄、新谷悟、中村雅典、鈴木治、
上條竜太郎、馬場一美
TGF-β1はBMP-2による異所性骨形成を強力に促進する
第2回再生補綴医学研究会
名古屋 2009/11/27
Inoue T, Nakayama K, Mochizuki A, Nakamura S, Shioda S
Effects of orexin on activities of mesencephalic trigeminal sensory neurons in developing rats
Society for Neuroscience 39th annual meeting
Chicago 2009/10/17
Nakamura S, Bradley R.M.
Calcium conductance of neurons in the rat geniculate ganglion innervating the anterior tongue
Society for Neuroscience 39th annual meeting
Chicago 2009/10/17
玉置潤一郎、鶴岡正吉、前田昌子、林文祥、井上富雄
青斑核は驚愕反応に伴う不動期に関与する
第32回日本神経科学大会
名古屋 2009/9/17
中山希世美、伊原良明、井上富雄
新生マウス脳幹摘出標本における三叉神経刺激による顎運動の誘発
第32回 日本神経科学大会
名古屋 2009/9/17
井上富雄、望月文子、中山希世美
オレキシンの三叉神経中脳路核ニューロン活動に対する影響
第51回 歯科基礎医学会学術大会
新潟 2009/9/11
中山希世美、伊原良明、井上富雄
新生マウス脳幹摘出標本において三叉神経の電気刺激により誘発される顎運動
第51回 歯科基礎医学会学術大会
新潟 2009/9/11
Tsuruoka M, Wang D, Tamaki J, Maeda M, Hayashi B, Inoue T
Characterization of coeruleospinal modulation on visceral pain processing in the rat spinal cord
第86回日本生理学会大会
京都 2009/7/27-8/1
舘慶太、高見正道、佐藤華、本田義知、宮本阿礼、望月文子、井上富雄、新谷悟、中村雅典、鈴木治、馬場一美、上條竜太郎
TGF-βはBMP-2による異所性骨形成を協力に促進する
第27回日本骨代謝学会学術大会
大阪 2009/7/23-25
著書
井上富雄(分担執筆)生理学的にみた歯周組織;ザ?ペリオドントロジー
和泉雄一、沼部幸博、山本松男、木下淳博 編
東京, 2009, 永末出版, pp32-35
主催セミナー?学会主管
日本顎口腔機能学会第43回学術大会(大会長 井上富雄)品川、2009年11月
その他
望月文子、松尾英子、中山希世美、中村史朗、井上富雄オレキシンの脂質代謝に対する作用の検討
昭和大学歯学部ハイテク?リサーチ?センター平成21年度研究成果発表会
2010/3/6 東京
高見正道、望月文子、舘慶太、山田篤、宮本洋一、本田義知、馬場一美、井上富雄、中村雅典、穴田貴久、鈴木治、上條竜太郎
Octacalcium phosphate (OCP) による破骨細胞の分化誘導機序
昭和大学歯学部ハイテク?リサーチ?センター平成21年度研究成果発表会
2010/3/6 東京
望月文子、中山希世美、中村史朗、井上富雄
三叉神経中脳路核ニューロンに対するオレキシンの作用
口腔組織培養学会誌 19(1):43-44, 2010年2月
井上富雄
咀嚼運動制御に関わる脳幹神経機構
新潟大学大学院セミナー、新潟、2010年1月
井上富雄
咀嚼運動制御の神経機構
九州歯科大学大学院セミナー、北九州、2009年12月
Inoue T
Neural mechanisms underlying oro-motor functions during early postnatal development
Neurosciece Seminar at Michigan Univ.
Sch Dent, Ann Arbor, October 2009
松尾英子、望月文子、井上富雄
Orexin Knock Out マウスの蔗糖溶液摂取パターンの解析
第3回三叉神経研究会、軽井沢、2009年10月
井上富雄
咀嚼の神経機構
北海道大学 歯学研究セミナー、札幌、2009年6月
井上富雄
咀嚼運動に関わる口腔感覚情報
九州インプラント研究会、熊本、2009年5月
2008年業績
原著論文
Tsuruoka M, Wang D, Inoue TOnset of analgesic effect of plaster containing loxoprofen sodium on muscle pain — Electrophysiological analysis of nociceptive sensorimotor refelx — Jpn. Pharmacol. Ther vol. 37 no. 3: 165-170, 2009
Maeda M, Tsuruoka M, Hayashi B, Nagasawa I, Inoue T
Descending pathways from activated locus coeruleus/subcoeruleus following unilateral hindpaw inflammation in the rat. Brain Research Bulletin 78: 170-174, 2009
Nakamura S, Inoue T, Nakajima K, Moritani M, Nakayama K, Tokita K, Yoshida A, Maki K
Synaptic Transmission from the Supratrigeminal Region to Jaw-closing and Jaw-opening Motoneurons in Developing Rats. J Neurophysiol 100(4): 1885-1896, 2008
Liu L, Tsuruoka M, Maeda M, Hayashi B, Wang X, Inoue T
Descending modulation of visceral nociceptive transmission from the locus coeruleus/subcoeruleus in the rat. Brain Research Bulletin 76: 616–625, 2008
Tsuruoka M, Maeda M, Hayashi B, Liu L, Inoue T
NSAID loxoprofen inhibits high threshold or wide dynamic range neuronal responses in the rat at different time-courses. Pharmacological Reports 60: 156-162, 2008
長澤郁子、鶴岡正吉、井上富雄、吉村節
全身麻酔下におけるラット眼圧におよぼすクロニジンとアトロピン同時投与の影響 Dental Medicine Research 28(1):13-18, 2008
総説
井上富雄咀嚼運動の制御メカニズム
歯科臨床研究
Vol.5 No.2: 62-70, 2008
学会発表
舘慶太、高見正道、馬場一美、山田篤、望月文子、井上富雄、上條竜太郎BMP-2とヘパリンによる破骨細胞分化の作用
第31回日本分子生物学会学術大会
神戸 2008/12
Nakamura S, Moritani A, Yoshida A, Inoue T
Properties of synaptic transmission from the supratrigeminal region to the trigeminal motoneurons in developing rats
Society for Neuroscience's 38th annual meeting
Washington DC 2008/11/18
Gemba A, Nakamura S, Tsuruoka M, Yoshimura S, Inoue T
Synaptic transmission from the reticular formation dorsal to the facial nucleus to jaw-closing motoneurons in developing rats
Society for Neuroscience's 38th annual meeting
Washington DC 2008/11/15
舘慶太、高見正道、馬場一美、山田篤、望月文子、井上富雄、上條竜太郎
BMP-2とTGF-?による破骨細胞分化調節
第45回日本口腔組織培養学会学術大会
松本 2008/11
舘慶太、高見正道、馬場一美、山田篤、望月文子、井上富雄、上條竜太郎
ヘパリンとBMP-2は骨芽細胞を介して相乗的に破骨細胞分化を促進する
第26回日本骨代謝学会学術大会
大阪 2008/10
前田昌子、林文祥、中村史朗、中山希世美、望月文子、松尾英子、鶴岡正吉、井上富雄
味覚の情報伝達は内臓痛によって抑制される
第21回日本歯科医学会総会
横浜 2008/10/15
玄番晶子、中村史朗、望月文子、井上富雄
ラットにおける顔面神経核背側網様体から三叉神経運動ニューロンへのシナプス入力
第50回 歯科基礎医学会学術大会
東京 2008/9/23
前田昌子、林文祥、鶴岡正吉、井上富雄
延髄孤束核における味覚性c-fos発現は内臓侵害刺激によって抑制される
第50回 歯科基礎医学会学術大会
東京 2008/9/23
舘慶太、高見正道、馬場一美、山田篤、望月文子、井上富雄、上條竜太郎
ヘパリンとBMP-2は骨芽細胞を介して破骨細胞分化を促進する
第50回 歯科基礎医学会学術大会 東京 2008/9/23
Nakayama K, Mochizuki A, Nakamura S, Inoue T
Orexin modulates neuronal activities of mesencephalic trigeminal sensory neurons in rats.
Showa University International Symposium for Life Science 5th Annual Meeting Tokyo, 2008/9/2
中村史朗、片岡竜太、馬谷原光織、伊佐津克彦、浅里仁、中島功、井上富雄、中村雅典、宮崎隆
PBLにおけるグループ討論は自己学習を活性化するか
第27回日本歯科医学教育学会 東京 2008/7
浅里仁、馬谷原光織、片岡竜太、村田尚道、山田篤、森崎弘史、前田昌子、平野薫、山田嘉重、中島功、長谷川篤司、中村雅典、岡野友宏、宮崎隆
自己評価シートはPBLテュートリアルにおける学生の成長に役立つか
第27回日本歯科医学教育学会 東京 2008/7
村田尚道、馬谷原光織、片岡竜太、浅里仁、山田篤、森崎弘史、前田昌子、平野薫、中島功、向井美惠、中村雅典、宮崎 隆
PBLテュートリアルにおけるポートフォリオの活用
第27回日本歯科医学教育学会 東京 2008/7
臼井美恵子、谷垣宇柳、麻生剛司、槇宏太郎
臼歯部鋏状咬合を治療する装置の開発と臨床応用
第28回昭和歯学会総会 東京 2008/6/28
著書
井上富雄日本歯科医学会学術用語集
日本歯科医学会編
東京、 2008、 医歯薬出版
井上富雄
筋電図?顎運動の基礎-運動単位と筋の張力-
顎運動および筋電図検査法
鳴門市、 2008、 日本顎口腔機能学会、 pp35-38
井上富雄
系統的な科学的推論を用いた顎口腔機能研究法
顎運動および筋電図法
鳴門市、 2008、 日本顎口腔機能学会、pp54-59
Nakayama K, Mochizuki, A, Nakamura S, and Inoue T
Orexin modulates neuronal activities of mesencephalic trigeminal sensory neurons in rats.
Tansmitters and Modulators in Health and Disease.
I. Homma, S. Shioda and N. Kato (Eds)
Tokyo, 2009, Springer, pp179-182
シンポジウム?特別講演?招待講演
井上富雄咀嚼運動調節のメカニズム
シンポジウム2「摂食行動の制御メカニズム」
第50回歯科基礎医学会学術大会
東京 2008/9
その他
中山希世美、望月文子、井上富雄新生マウス脳幹-脊髄摘出標本における吸綴リズムの誘発
昭和大学歯学部ハイテク?リサーチ?センター平成20年度研究成果発表会
東京 2009/3
井上富雄
咀嚼運動制御の神経機構
昭和大学歯学部ハイテク?リサーチ?センター平成20年度研究成果発表会
東京 2009/3