入院中の過ごし方
入院中の生活
入院生活において、病室も小さな社会ですので、いろいろな約束事があります。それらをご理解いただいて、快適な入院生活をお過ごしください。起床(点灯)、就寝(消灯)
起床(点灯)
7:00
就寝(消灯)
22:00
乳児部屋 20:00
学童部屋 21:00
乳児部屋 20:00
学童部屋 21:00
お薬
- 持参したお薬は薬剤師もしくは看護師に必ずお渡しください。
- 担当医師から指示されたお薬は、決められた時間にお飲みください。
- 病状によっては、決められた時間に看護師がお持ちします。
- 薬剤師がお薬の説明に伺います。
- 当院より処方されたお薬以外の服用については担当医にご相談ください。
シーツ交換
- 定期的に(1回/週)行います。汚れた時はその都度交換いたします。
- 病院備付以外の寝具の持ち込みはご遠慮ください。
食事
朝食
8:00~8:30ごろ
昼食
12:00~12:30ごろ
夕食
18:00~18:30ごろ
- お箸つきです。(献立によってスプーンやフォークも配膳いたします。)
- 使用済のお箸やスプーン、フォーク、コップなどは衛生管理の点から、ベッドサイドに残さず毎食下膳してください。また、食器類のお持ち帰りはご遠慮ください。
- 食事は病院で用意したものをお召し上がりください。それ以外の持ち込みは治療に影響する場合がございますので、医師の許可が必要です。
- 義歯(入歯)を下膳しないようご注意ください。特に部分入れ歯のような小さな義歯は探すことができません。
- 飲み水やお茶にとろみが必要な方は、ご自身でとろみ剤おご用意ください。
- 配膳間違い防止のため、配膳員がお名前を確認させていただきます。ご理解ご協力のほどお願いいたします。
- 4階南A病棟(小児病棟)にご入院の方は、食べ物?飲み物の持ち込みは禁止しております。
病衣
- ご希望の方には、入院セットの貸し出しがございます。
入院手続き時または入院中に随時お申込み可能です。 - 貸し出しを希望されない場合は、ご持参ください。
テレビ
- カード式となっています。各病棟自動販売機でテレビカードをご購入ください。
- 1時間85円です。1分単位で1度テレビカードから引かれます。
- テレビカードの精算機は1階会計センター付近に設置しております。
- 個室以外でテレビをご覧になる場合は、有線イヤホンが必要となります。
保冷庫
- カード式となっています。各病棟自動販売機でテレビカードをご購入ください。
- 冷蔵庫と違い、冷たい物を維持する機能となります。常温からもある程度冷えますが、限度があることを予めご了承ください。
- 使用料 24時間単位で72度(100円相当)テレビカードの度数から引かれます。
電話
- 各階に公衆電話を設置しております。(一部備付け病室があります)(小児病棟対象外)
- 国際電話機は、1階中央階段裏に設置しております。
- 各病棟のスタッフステーションヘの電話は、お取次ぎできません。(緊急時はその限りではありません)
携帯電話
病棟内の携帯通話許可エリアでは、携帯電話の通話が可能です。通話許可エリアは、各病棟のご案内でご確認ください。
- メールは、病棟内すべて使用可能です。
- 個室(1人床)のみ、病室内で通話?メールとも、使用可能です。
- 救命救急センター?集中治療センターでは携帯電話の電源をお切りください。
- 使用許可時間は起床時間から就寝時間までです。
- その他、携帯電話使用に関する注意事項を各病棟掲示のご案内でご確認ください。
パソコン?タブレット
- ノート型パソコンは、個室および病棟エレベーターホールのみ使用可能です。
- 1階タリーズコーヒー(カフェレストラン)ではdocomo、au、softbankのWi-Fiが使用可能です。
- 病棟でパソコンを使用する際のインターネット環境は、ポケットWi-Fi等をご自身でご用意ください。
電源のご利用について
充電は自室の白コンセントをご使用ください。病院の電源は、医療機器を使用するために設置しています。携帯電話、パソコンなどの充電は最小限にしてください。
付き添い
- 入院基本料の施設基準による、看護要員を配置しておりますので、原則として付き添いはお断りしております。
- 特別な理由でご家族の付き添いを希望される場合は、担当医または看護師にご相談ください。付き添い時の駐車料金の割引はありません。
入院時のご注意
事故防止対策
本人確認のために
安全上、ご入院中は、リストバンドの装着をお願いしております。また、検査?処置等を行う前にお名前をフルネームで確認させていただきますのでご協力ください。入院生活は、今まで生活していた家庭環境と変わるために、思いがけずに転んだり(転倒)ベッドから落ちたりする(転落)可能性があります。転倒?転落を完全に防ぐことはできませんが、当院では、入院の生活環境を整えて転倒?転落の予防に努め、安全で安心できる入院生活が過ごせるように配慮しております。患者さんも転倒?転落の防止対策にご協力をお願いいたします。
転ばないために
- 歩行時は、運動靴タイプの履物で歩く。
- ふらつき時や気分不快時は看護師を呼び行動する。
- ベッドから立ち上がる場合、テーブルによりかからない。
- 杖や松葉つえをご使用の方は、エレベーターを利用する。
ベッドから落ちないために
- ベッドの上には立ち上がらない。
- おやすみ時はベッドの柵を使用する。
- ベッドから身を乗りださない。
キケン防止のために
- 落下しやすいもの、壊れやすいものは床頭台内に収める。
- カーテンレール?点滴台に物をかけない。
感染対策
- 院内感染から身を守るため、食事前やトイレの後以外にも手洗いや手の消毒をこまめに行ってください。※廊下に設置された手指消毒剤をご利用ください。流水の手洗いと同等の効果があります。
- 入院時、必要に応じて、耐性菌の確認検査をさせていただいております。耐性菌や感染症などが確認された場合は、抵抗力が落ちた方への感染を防ぐために、感染予防のカード表示を行い、医療従事者は手袋?ビニールエプロン、マスクなどを着用いたします。その際は、ご家族にも感染予防にご協力いただきます。
- 院内感染を予防するために、個室などにお部屋の変更をお願いすることがあります。
- 入院直前に、ご自身がインフルエンザや感染性胃腸炎、麻疹、水痘などに罹った場合は、入院前に病院にご連絡ください。また、同居している家族がインフルエンザや感染性胃腸炎、麻疹、水痘などに罹った場合は、入院時に看護師にお申し出ください。
外出?外泊
入院中の外出や外泊は、すべて担当医の許可が必要です。事前に所定の用紙を記入していただき、外出?外泊時に携帯していただきます。喫煙
病院は館内を含め敷地内全面禁煙となっております。皆様の健康のために禁煙にご協力ください(電子タバコも禁止)。盗難防止
- 必要以上の金銭及び貴重品はお持ちにならないでください。万一盗難にあわれた場合も、当院では一切の責任を負いかねます。
- セーフティーボックス(貸金庫)が床頭台の中に設置されていますので、必ずご利用ください。なお、鍵の紛失には十分ご注意ください。
- 不審な人を見かけたら、直ちに病院職員にご連絡ください。
防災
- 病室では酸素ガスを頻繁に使用しますので、火気の使用はお断りします。
- 地震など非常事態が発生した場合は、病院職員の避難誘導指示に従ってください。
- 火災発生時はサイレンが鳴りますので、病院職員の避難誘導指示に従ってください。
- 入院時に病棟の避難経路図をご覧になり非常口を確認しておいてください。
教育と研修
当院は医学教育のための施設でもあります。そのため、臨床研修医?医学生や看護学生などの教育実習が行われております。また、教育と共に医学研究も行っておりますので、患者さんの医学的な記録を研究に使用させていただくことがあります。この場合、患者さんの人権は保護された上で行いますので、ご理解とご協力をお願いいたします。その他
- カメラ?録音機?スマートフォン等で、院内の様子や患者さん、職員の撮影(録音)を行うことは厳禁とします。
- プライバシー保護のため、他の病室、診察室への出入りはご遠慮ください。
- 入院中に他院へ受診することは原則的にできません。入院中の藤が丘リハビリテーション病院への受診は一定の手続きが必要ですので、主治医にご相談ください。
- 院内での飲酒は禁止しています。
- 院内への出前は禁止しています。
- 患者さんからの金品等のお気遣いは一切お断りしております。
- 手術予定のある方は、指輪?ネックレス等の貴金属類をはずしてからご入院ください。(つけ爪、ジェルネイル、ネイルアートも落としてから入院してください。)
- お住まいの地域で選挙がある場合、当院内で不在者投票ができます。詳しくは病院職員までお問合せください。
- 患者さん個人宛の郵便物を病院宛てに郵送することはご遠慮ください。