出生前診断について
出生前診断
出生前診断とは、分娩の前に赤ちゃんに病気があるかどうか(対象は主に染色体異常)、超音波などにより各臓器に形態的異常がないかを調べる検査です。現在施行されている出生前検査は以下のものがあげられます。
●については藤が丘病院にて施行できる検査です。しかし、これらの検査については受けるにあたり、患者さん自身およびご家族にその結果の解釈の仕方などについてよく理解し受けていただく必要があります。妊娠初期検査を受ける前後の段階で予定を立てる必要があるものもありますので、希望がある場合には早めにお声がけください。
<出生前検査およびそれに準じる検査>
(●は藤が丘病院で施行 ▲は当院から他院へ紹介)
検査名 | 実施時期 | 検査種別 | 対象者 | |
● | 妊娠初期検査 | 10週以前 | 基本検査 | 全妊婦 |
繊毛染色体検査 | 11-15週 | オプション検査 | 希望者 | |
妊娠初期胎児精密超音波検査 | 11-13週 | 基本検査 | 全妊婦 | |
● | クアトロ検査 | 15-18週 | オプション検査 | 希望者 |
血液と超音波によるコンバインド検査 | 11-13週 | オプション検査 | 希望者 | |
● | 母体血胎児染色体検査(NIPT) | 10-14週 | オプション検査 | 希望者 |
● | 羊水染色体検査 | 15週以降 | オプション検査 | 希望者 |
● | 妊娠中期胎児精密超音波検査 | 18-20週 | 基本検査 | 全妊婦 |
分娩前胎児精密超音波検査 | 36週 | 基本検査 | 全妊婦 |