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保存修復科(旧美容歯科)
お知らせ
診療科紹介
当科は、う蝕治療を中心にしいかにしてダメージを最小に食い止める治療を目的にしています。さらに治療痕を最小にすることで自然で美しい口腔内を維持することを考慮しています。また歯を白くするいわゆるホワイトニングも推奨しています。
当科では、個室診療室もあり、患者さんときちんとカウンセリングを行い、治療をはじめますので患者さんのニーズに沿って診療を行っていきます。治療は各種ホワイトニングやセラミック修復物をはじめとする審美的材料を用いたものなど様々です。白くしたいけれど時間の余裕がない患者さんにはPMTC(専門家によるクリーニング)やオフィスブリーチング、または歯のマニキュアで歯を白くすることも可能です。近年ではホワイトニングと並行した口唇のエステの研究やより効果のあるブリーチング材の研究、審美的歯科材料やむし歯の研究を行っております。
また、むし歯の診療では、生体に対する襲撃を最小限に抑えて最大の効果を得るいう考え方、つまりMinimal Intervention(MI)を診療に導入しています。20世紀末にむし歯の発生や進行、生体の防御機能が解明され、むし歯のリスク解析と予防法が示されました。飛躍的な進歩を遂げた接着材料や修復技術の改善とともにむし歯の処置法は大きく変化しています。むし歯による欠損を接着性修復材料で修復するだけではなく、より歯と区別がつかないように修復したり、むし歯の危険性(カリエスリスク)の診査や原因の除去、予防処置や生活習慣の問題点の改善、ホームケアまで積極的に行います。
当科では、個室診療室もあり、患者さんときちんとカウンセリングを行い、治療をはじめますので患者さんのニーズに沿って診療を行っていきます。治療は各種ホワイトニングやセラミック修復物をはじめとする審美的材料を用いたものなど様々です。白くしたいけれど時間の余裕がない患者さんにはPMTC(専門家によるクリーニング)やオフィスブリーチング、または歯のマニキュアで歯を白くすることも可能です。近年ではホワイトニングと並行した口唇のエステの研究やより効果のあるブリーチング材の研究、審美的歯科材料やむし歯の研究を行っております。
また、むし歯の診療では、生体に対する襲撃を最小限に抑えて最大の効果を得るいう考え方、つまりMinimal Intervention(MI)を診療に導入しています。20世紀末にむし歯の発生や進行、生体の防御機能が解明され、むし歯のリスク解析と予防法が示されました。飛躍的な進歩を遂げた接着材料や修復技術の改善とともにむし歯の処置法は大きく変化しています。むし歯による欠損を接着性修復材料で修復するだけではなく、より歯と区別がつかないように修復したり、むし歯の危険性(カリエスリスク)の診査や原因の除去、予防処置や生活習慣の問題点の改善、ホームケアまで積極的に行います。
診療体制
月曜日から土曜日まで毎日医局員が担当しています。いわゆるむし歯からホワイトニング希望の患者さん、口腔周囲をふくむ口元全体の悩みがある患者さんまで多種多様の患者さんが来院されます。
初診時からのカウンセリングにより、一口腔単位の治療を行う上で必要な検査(口腔内診査、エックス線診査、歯周病検査)を行い、診断の結果、必要に応じて専門の口腔外科、歯周病科、歯内治療科、補綴歯科、矯正歯科、医科の皮膚科や形成外科などと連携を図り、治療を行います。
当科では、各種歯のホワイトニング法、歯肉黒変するメラニン色素沈着症に対しての治療としてガムコンディショニングも行っています。
むし歯の治療では、Minimal Intervention(MI)の考え方を第一に、直接法コンポジットレジン修復や歯冠色材料を取り入れたインレーやアンレーの治療例も数多いことが特徴です。
歯冠色補綴物を多く提供し、機械的強度と審美性を兼ね備える陶材焼付冠や、さらに天然歯色に近いオールセラミッククラウンなどを治療に生かしてます。
その他にCAD/CAMシステムの導入や歯のマニキュアなど患者さんの要望に出来るだけ応じることが出来るよう心がけております。
診療方針
- 一口腔一単位での治療
歯の色調?形態に関する審美的障害に対しても、この保存的な立場で患者さんの要求に対処しています。
- 他科との連携
歯科専門病院の特性を生かし、クオリティの高い専門的技術や知識をもつ各診療科への連携を行っている。
また、医科の診療科(特に美容外科や皮膚科)との連携を行う場合もある。 - ホワイトニング
ブリーチングの研究実績や臨床経験を生かしカウンセリングや多種ブリーチング法を検討し治療を行う。
ブリーチング時の記録や知覚過敏の防止に努め、治療後もメンテナンスを徹底している。 - カリエスリスクと接着
カリエスリスクと接着を活用した最小限の侵襲Minimal Intervention(MI)の徹底。 - 自費診療
カウンセリングにて、細かい審美的要求や心因的要素を把握するよう心がけている。
治療の必要性、内容や選択肢の説明にて、納得できる治療方針を決定し、審美的性の高い歯冠色の材料で 機能性を重視した治療法を選択している。
特徴的な診療領域
むし歯の処置。審美的材料による治療。良好な口腔状態の維持管理。ホワイトニング。当科でおこなっている主な自由診療
当科では、むし歯や外傷などによって生じた歯の欠損を修復する「保存修復治療」を専門としています。さらに、審美的材料を用いた修復処置、変色歯や着色歯に対する色調の回復処置、むし歯の予防処置、専門的な口腔内のクリーニングなど多様な自由診療をおこなっています。
【コンポジットレジン修復】
小さなむし歯や形態異常、前歯のわずかな隙間などに対してコンポジットレジンと呼ばれるプラスチックを用いておこなう修復です。コンポジットレジンは保険治療でも広く用いられている材料ですが、当科では自由診療専用の審美性のより高いコンポジットレジンによる修復をおこなっています。
コンポジットレジンはアレルギーが生じる場合があります。
費用:単純症例 12,650円(税込み)~
複雑症例 23,100円(税込み)~
難症例 28,600円(税込み)~
【セラミックスを用いた修復】
むし歯になってしまった歯に対してむし歯を削った後に、インレー(部分的な詰め物)やクラウン(被せ物)による修復をおこないますが、天然歯の近い色調を再現することのできる審美性の優れたセラミックスを用いた修復をおこなっています。むし歯の大きさによっては術後に歯髄炎(歯の神経の炎症)が生じたり冷たいものがしみるといった知覚過敏の症状が生じる場合があります。また、噛み合わせの状態や歯ぎしりなどの口腔習癖の有無などによってはセラミックスの破折が生じるリスクがある場合があります。
費用:セラミックインレー 51,150円(税込み)~
オールセラミッククラウン 88,000円(税込み)~
【ラミネートベニア修復】
主に変色歯や形態異常の前歯に対して歯の表面を削りセラミックスを貼り付ける修復方法です。歯を削る量が少なく審美性を回復することができる修復方法ですが、噛み合わせの状態やお口の中の衛生状態、形態異常の程度によってこの修復方法は適さない場合もあります。
費用:70,400円(税込み)~
【歯のホワイトニング】
変色歯に対し薬剤を用いて歯を白くするのがホワイトニングです。診療室で行うホワイトニング、ご自宅で行うホームホワイトニング、また神経が死んでしまい変色した歯に対するホワイトニングもおこなっています。
神経のあるホワイトニングは術後冷たいものがしみるなどの知覚過敏の症状が生じる場合があります。
費用:オフィスホワイトニング(診療室で行うホワイトニング)1歯1,980円(税込み)~
ホームホワイトニング トレー作成料(上下顎)20,350円(税込み)~
ホームホワイトニング 漂白剤シリンジ(2本)11,550円(税込み)~
ウォーキングブリーチ(神経のない歯に対するホワイトニング)1歯1,650円(税込み)~
上記費用にホワイトニング相談料?検査料?術前クリーニングなどは含まれません。
【専門的なクリーニング】
保険診療では用いることのできない器具を用いて歯の汚れを取り除く専門的なクリーニングをおこなっています。患者さんの口腔内の状態に合わせたクリーニングのコースを提案させていただき歯科衛生士によっておこなうクリーニングです。
術後に冷たいものがしみるなどの知覚過敏の症状が生じる場合があります。
費用:スタンダードコース(14歯以上) 7,700円(税込み)~
当科では個室の診療室を設置しています。患者さんひとりひとりのお口の中の状態をみさせていただき、しっかりとカウンセリングをおこないそれぞれのニーズに合わせた治療を実践しています。
患者さんのお口の中の状態はさまざまです。むし歯や歯周病の状態、歯並び、歯の形、噛み合わせ、口腔習癖などそれぞれの患者さんのお口の中をみさせていただいて、患者さんひとりひとりに合った治療内容、治療回数や治療にかかる費用など治療の詳しいアプローチを提案させていただき、患者さんの同意のもと治療を進めていきます。
診療実績
※2024年4月より診療科名が変更になりました。
美容歯科 → 保存修復科
主な対象疾患
- う蝕(むし歯)
- 歯の形態の改善
- 歯の変色
- 歯の形態異常
- 金属の詰め物、かぶせ物の交換
- 歯の色素沈着(ステイン)
- 歯肉のメラニン色素沈着
- 軽度歯列不正
スタッフ紹介
医師名 | 役職 | 資格 |
小林 幹宏 | 准教授 | 特定非営利活動法人 日本歯科保存学会認定 歯科保存治療専門医 一般社団法人 日本歯科審美学会認定医 |
新妻 由衣子 | 講師?診療科長補佐 | 一般社団法人 日本歯科審美学会認定医 特定非営利活動法人 日本歯科保存学会認定 歯科保存治療認定医 |
寺島 実華子 | 助教 | |
菅井 琳太朗 | 助教 | 特定非営利活動法人 日本歯科保存学会認定 歯科保存治療認定医 |
長谷川 正剛 | 助教(歯科) | |
國司 麻莉 | 助教(歯科) | |
渡邉 仁美 | 助教(歯科) | |
水野 有梨 | 大学院生 | |
利井 伸光 | 大学院生 |
2024年10月1日 現在
外来担当医表
保存修復科(旧美容歯科)
医療従事者の?へ
医療連携?紹介制度について
現在、患者さんの口腔内の審美的要求は細かい部分まで広がってきています。私たちは診療前の問診をとても重要視しており、患者さんの審美的要求や、心因的な要因を解決するためにも問診にしっかりと時間をかけ、大学病院ならではの細かい配慮を心がけております。
また、大学病院ならではの特性を生かし、全身疾患を有する方、心因的要因を抱える方、口腔内以外の審美的要因の治療に関しても他科との連携を行うことにより開業医では難しい症例にも対応しております。
地域の中核を担う医療機関として、開業医の先生方や、その他の医療機関からの紹介を受けることで地域へ貢献していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
当外来の予約変更について
保存修復科(旧美容歯科)受付電話番号(直通):03-5498-1902
受付時間:月曜日~土曜日 9:00~16:00
休診日:日曜日、祝日、創立記念日(11月15日)、年末年始