小児科

診療科紹介

当科は小児内科と新生児科の2つの専門科による総合小児科です。小児医療センター(病床数58床小児外科、形成外科をはじめとする外科系疾患を有する小児も含む)では、小児領域の急性期?慢性期疾患の診療を行っています。また、総合周産期母子医療センター新生児部門では、NICU15床?GCU17床を有し、ハイリスク新生児の管理を行っております。また、卒後教育として専門的な診療のみならず幅広い視点で小児医療を実践し、子育て支援も可能な小児科医の育成を行っています。
DSC00222(水野)_加工済診療科長
水野 克己

診療体制

地域医療機関と連携した診療を行っております。午前の診療では、医療機関からの紹介を中心に3?4診体制で一般診療をおこなっており(土曜日は2診体制)、午後の診療では専門医による各分野の専門外来診療を行っております。なお、予防接種および乳幼児健診は基礎疾患のある患者さんのみ対応させていただいており、かかりつけ医での接種?健診をお勧めしております。また、平日夜間は、品川区初期救急準夜間診療事業委託により、当院小児科外来を利用し『品川区こども夜間救急室』を開設しております。(受付時間20:00~22:30)
また、患児および患児の家族を中心に、コメディカルとともにチーム医療を行うことを心がけております。また、適切なインフォームドコンセントやアセスメントを得て、ご家族や本人の十分な理解のもとに診療を行います。病棟では保育士もおり、入院している子供たちを担当しております。また、当院では院内学級(さいかち学級)が開設されており、学童期以上の子供たちの教育をサポートしております。

治療方針

患児および患児の家族を中心に、コメディカルとともにチーム医療を行うことを心がけております。また、適切なインフォームドコンセントやアセントを得て、ご家族や本人の十分な理解のもとに診療を行います。病棟では保育士もおり、入院している子供たちを担当しております。また、当院では院内学級(さいかち学級)が開設されており、学童期以上の子供たちの教育をサポートしております。

特徴的な診療領域

新生児集中治療、小児アレルギー?膠原病、小児内分泌、小児神経、小児腎臓病、感染症、遺伝、その他小児?新生児医療全般にわたる外来?入院診療を行っています。
血液疾患、免疫疾患については専門外来を開設しています。

外科疾患?循環器疾患については小児外科、小児循環器?成人先天性心疾患センターと連携し、周術期管理を行っています。

主な対象疾患

ハイリスク新生児、重症心身障害児、発達障害、気管支喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、先天性心疾患、不整脈、川崎病、糖尿病、低身長、内分泌疾患、ネフローゼ症候群、急性糸球体腎炎、尿路感染症など。
その他、合併症を有する小児外科疾患や形成外科疾患などの周術期管理。
循環器疾患?先天性心疾患は威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站小児循環器?成人先天性心疾患センター と連携しております。

専?外来

小児科

スタッフ紹介

医師名役職専門分野資格
水野 克己教授
診療科長
小児一般?新生児?母乳育児支援日本小児科学会専門医?指導医
日本周産期新生児医学会 新生児専門医?指導医
NCPRインストラクター?ICD
加藤 光広教授小児一般?神経日本小児科学会専門医?指導医
小児神経専門医
てんかん専門医?指導医
臨床遺伝専門医
今井 孝成教授小児一般?アレルギー日本小児科学会専門医?指導医
日本アレルギー学会専門医?指導医
安達 昌功教授小児一般?内分泌日本小児科学会専門医
日本内分泌学会専門医?指導医
日本糖尿病学会専門医
宮沢 篤生准教授小児一般?新生児日本小児科学会専門医?指導医
日本周産期新生児医学会 新生児専門医?指導医
日本アレルギー学会専門医
NCPRインストラクター
三川 武志講師
診療科長補佐
小児一般?膠原病日本小児科学会専門医?指導医
永原 敬子講師小児一般?内分泌日本小児科学会専門医?指導医
日本肥満学会認定肥満症専門医
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医
岡田 祐樹講師小児一般?アレルギー日本小児科学会専門医
日本アレルギー学会専門医
寺田 知正講師小児一般?新生児日本小児科学会専門医
日本周産期新生児医学会 新生児専門医?指導医
長谷部 義幸助教小児一般?新生児日本小児科学会専門医
日本周産期新生児医学会 新生児専門医?指導医
越智 彩子助教小児一般?内分泌日本小児科学会専門医
本多 愛子助教小児一般?アレルギー日本小児科学会専門医
日本アレルギー学会専門医
江畑 晶夫助教小児一般?新生児日本小児科学会専門医
高木 俊敬助教小児一般?アレルギー日本小児科学会専門医
日隈 のどか助教小児一般?神経日本小児科学会専門医
大川 恵助教小児一般?アレルギー日本小児科学会専門医
及川 洸輔助教小児一般?新生児日本小児科学会専門医
山下 恒聖助教小児一般?アレルギー日本小児科学会専門医
古川 和奈助教小児一般?新生児
日本小児科学会専門医
野口 悠太郎助教小児一般?新生児日本小児科学会専門医
関 沙和助教小児一般?アレルギー日本小児科学会専門医
出納 達也助教小児一般?神経日本小児科学会専門医
石田 竜之助教小児一般?内分泌日本小児科学会専門医
高橋 碧助教小児一般?アレルギー日本小児科学会専門医
柿 祐樹助教(医科)
専攻医3年次
中島 論子助教(医科)
専攻医3年次
西山 裕木助教(医科)
専攻医3年次
島 はるか助教(医科)
専攻医2年次
下野 貴也助教(医科)
専攻医2年次
関谷 健助教(医科)
専攻医2年次
山下 真知助教(医科)
専攻医2年次
西山 穂奈美助教(医科)
専攻医1年次
吉野 日奈子助教(医科)
専攻医1年次
茂木 桜大学院生小児一般?内分泌日本小児科学会専門医
田中 大介保健管理センター
教授
小児一般?起立性調節障害
小児肥満
日本小児科学会専門医
日本肥満学会肥満症指導医?専門医
神谷 太郎准教授
(藤が丘)
小児一般、アレルギー日本小児科学会専門医?指導医
日本アレルギー学会専門医?指導医
阿部 祥英准教授
(豊洲)
小児一般、腎臓日本小児科学会専門医?指導医
日本腎臓学会専門医
日本アレルギー学会専門医
中野 有也准教授
(豊洲)
小児一般、新生児日本小児科学会専門医?指導医
日本周産期新生児医学会 新生児専門医?指導医
布山 正貴講師
(藤が丘)
小児一般、腎臓日本小児科学会専門医?指導医
日本腎臓学会専門医
渡邊 佳孝講師
(北部)
小児一般、腎臓日本小児科学会専門医?指導医
日本腎臓学会専門医
金兼 弘和客員教授小児一般?免疫不全症
血液腫瘍?感染症
日本小児科学会専門医?指導医
日本血液学会専門医?指導医
日本小児血液?がん専門医?指導医
造血細胞移植認定医
小児感染症認定医
高木 正捻客員教授小児一般
小児血液腫瘍学?分子生物学
日本小児科専門医?指導医
血液専門医?指導医
臨床遺伝専門医?指導医
小児血液?がん専門医?指導医
日本がん治療認定機構がん治療認定医
造血細胞移植認定医
遺伝性腫瘍専門医?指導医
磯田 健志兼任講師小児一般?血液腫瘍?免疫日本小児科専門医?指導医
日本血液学会専門医?指導医
日本小児血液がん学会専門医?指導医
古荘 純一兼任講師小児一般?精神日本小児科学会専門医
佐藤 弘之兼任講師小児一般?神経?新生児日本小児科学会専門医?指導医
日本周産期新生児医学会 新生児専門医
相澤 まどか兼任講師小児一般?新生児日本小児科学会専門医?指導医
日本周産期新生児医学会 新生児専門医
北條 彰兼任講師小児一般?神経日本小児科学会専門医
小林 梢兼任講師小児一般?神経日本小児科学会専門医
加古 結子客員講師小児一般?遺伝学日本小児科学会専門医?指導医
臨床遺伝専門医
國上 千紘非常勤小児一般?アレルギー日本小児科学会専門医

外来担当医表

小児科

医療従事者の?へ

 研究内容

  1. ドナーミルクを必要とする児に普及するために必要なエビデンスを構築するための研究(代表)
  2. 極低出生体重児に対する経母乳サイトメガロウイルス感染症対策(代表)
  3. ARXポリアラニン伸長変異によるウエスト症候群の病態解明(分担)
  4. 細胞およびマウスモデルを用いたRhoBTB2関連神経発達症の分子病態解明と疾患概念の確立(分担)
  5. 深層学習モデルで解き明かす発達性てんかん性脳症と脳形成異常の遺伝素因と画像診断(代表)
  6. 稀少てんかんの診療指針と包括医療の研究(分担)
  7. 難病の克服に向けた研究推進と医療向上を図るための戦略的統括研究(分担)
  8. 鶏卵アレルギー経口免疫療法の耐性誘導における舌下免疫療法併用効果に関するランダム化対照比較試験(代表)
  9. 牛乳経口免疫療法の舌下免疫療法併用効果に関するランダム化対照比較試験と抗原特異的IgEの抗原結合親和性の評価指標としての探索研究(代表)
  10. 学校?保育所等におけるアレルギー疾患を有するこどもの安心?安全?生き生きとした活動を保証する生活管理指導表の運用?管理体制向上をめざす研究(分担)
  11. ナッツ類アレルギーの診断精度向上のための新規アレルゲンコンポーネントの開発(分担)
  12. 成人の食物アレルギー診療の確立に資する研究体制構築を目指す研究(分担)
  13. 日本内分泌学会臨床重要課題:脂肪萎縮症候群のアンケート調査と疫学調査研究―特に部分性脂肪萎縮症候群を中心にー
  14. HTLV-1キャリア妊産婦の支援体制の構築に関する研究(分担)
  15. 慢性腎臓病ハイリスク児スクリーニング手法の開発  -DOHaD関連腎症および CKDハイリスク集団のサンプル収集 -(分担)
  16. 早産児に対する亜鉛早期補充の臨床的検討(代表)
  17. 鶏卵のFPIES(food protein-induced enterocolitis )の自然歴とバイオマーカーの探索(代表)
  18. 超重症牛乳アレルギー患者に対する極微量牛乳経口負荷試が耐性誘導に与える有効性を検証する前向き観察研究(代表)
  19. 超重症鶏卵アレルギー患者に対する極微量食物経口負荷試験の閾値上昇に与える有効性の前向き観察研究(代表)
  20. fNIRSを用いた早産児の学齢期の前頭葉機能に関する研究(代表)

診療実績

2023年度
  • 小児医療センター入院患者実績 2,253名
    内訳 一般入院 866名
         検査入院 1,387名(内訳:食物経口負荷試験 1,315名、その他 72名)
  • 新生児集中治療室(NICU/GCU)入院実績:342名(極低出生体重児 31名)
  • 小児科外来 時間内診療 21,733名、時間外?休日?夜間診療 1,227名

 紹介医療機関の先生方へ

ご紹介いただきます先生方には、入院が必要と思われる場合や、午前一般外来終了後の時間外診療につきましては、円滑な診療のためにもお手数ですが事前にお電話をお願いいたします。
また、治療方針が確定し状態が安定した患者さんについては、当院の方針に則りかかりつけの先生にお戻ししたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。