腎移植センター

診療体制

腎移植の認定施
威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站は、日本移植学会および日本臨床腎移植学会の生体腎移植実施基準を満たした認定施設です。また、日本臓器移植ネットワークの指定移植施設として、生体腎移植?献腎移植(死体腎移植)を含むあらゆる症例に対応しています。?当院では、2020年4月に腎移植センターを開設し、より専門的な診療を行っています。

外来診療体制
威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站では月曜日から土曜日までほぼ毎日担当領域の診療をしています(担当医表参照)。また、昭和大学の附属病院である昭和大学藤が丘病院 および昭和大学横浜市北部病院 では、腎移植外来を開設しており、各附属病院や関連施設を受診されている患者さんが、初診から移植後のフォローアップまで通院しやすい環境を整えています。


医療スタッフ
腎移植センターでは、以下の専門スタッフが診療にあたっており、腎移植に関連するあらゆる状況に対応できる体制を整えています。
  • 腎移植を専門とする常勤外科医2名
  • レシピエントコーディネーター
  • 腎臓内科医?泌尿器科医(ローテーション体制)

手術
腎移植の手術は、威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站で実施します。?移植手術の全プロセスを腎移植センターが担当し、必要に応じて他の診療科とも連携して、安全で高度な医療を提供します


検査体制
移植前後に必要な各種検査を迅速に実施できる環境を整えています。
  • 免疫系検査、感染症検査、各種画像診断
  • HLA検査(昭和大学は、日本臓器移植ネットワーク指定のHLA検査センター)

病理診断
移植腎の拒絶反応などの病的変化を正確に評価するため、威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站では腎臓内科、臨床病理診断学講座、解剖学講座と連携し、迅速な診断体制を構築しています。


腎不全外科
腎移植センターでは、移植のみならず、慢性腎不全患者さんに必要な外科治療も幅広く行っています。
  • 血液透析用バスキュラーアクセス手術
  • 膜透析用腹膜カテーテル留置術
  • その他、近年増加している関連手術にも対応
DSC09567(吉武)_加工済センター長
吉武 理

特色

長い歴史と確かな実績
威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站は、日本において早期に腎移植を開始した施設の一つであり、1960年代の世界的な黎明期から50年以上にわたり実績を積み重ねてきました。?歴代のパイオニアたちが築いた知識と技術を受け継ぎ、腎移植医療の発展に貢献し続けています。
専門チームによる統合的診療
当センターは、腎移植に特化した単一の専門チームとして、以下のメンバーが緊密に連携しながら診療を行っています。
  • 移植コーディネーター(移植に関する不安を和らげ、心身を支えます)
  • 移植手術の専門医(高度な手術技術で腎移植を成功へ導きます)
  • 腎臓の生理?病態のスペシャリスト(腎臓内科)
  • 尿路のプロフェッショナル(泌尿器科)
これにより、患者さんの心身を総合的に支える最適な医療体制を提供します。
高度な腎移植医療
すべての患者さんが、安全に移植を受けられるわけではありません。?血液型不適合、多回移植、血管病変 など、通常の移植よりも難易度の高い症例も少なくありません。?しかし、私たちは「リスクが高いから」といって簡単に諦めることはしません。当センターは、これまで数多くのハイリスク症例に取り組み、着実に成功へと導いてきました。「自分には移植は難しいかもしれない……」そう考えている方も、ぜひ一度ご相談ください。生体腎移植においては、以下のような 免疫学的?外科的にハイリスクな症例 に対しても積極的に移植を実施し、良好な結果を得ています。
  • 血液型不適合移植
  • 繰り返しの移植(複数回の腎移植)
  • 血管病変を伴う難易度の高い手術
また、献腎移植(死体腎移植)では、移植の適応を独自に評価し、患者さんが移植の機会を最大限に活かせるよう努めています。
腎不全に伴う外科治療の充実
当センターの提供する領域は、移植だけではありません。腎不全を抱える患者さんが必要とするあらゆる外科治療 を提供しています。
  • 透析アクセス手術(血液透析?腹膜透析用カテーテル留置)
  • 副甲状腺機能亢進症に対する外科治療
  • その他、腎不全関連手術への対応
豊富な経験を活かし、安全かつ適切な治療を提供しています。


歴史に根差す医療
国内でも威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站の腎移植の開始は早く、世界の黎明期である1960年代まで遡り、50年を超える歴史と実績を有しています。威廉希尔·(WilliamHill)官方 - 中文网站におけるパイオニアたちの遺した財産を糧に領域の発展に力を尽くしています。
単一のユニット
当センターは、患者さんを心身から支えるレシピエントコーディネーターをはじめとして移植手術の専門医、腎臓の生理および病態を知る専門家、尿路のプロから成る単一のユニットで、腎移植の診療に最適なチーム構成と言えます。
高度な診療
生体腎移植では血液型不適合や多次移植(移植を繰り返す場合)などの免疫学的高リスク症例、また血管病変などのために手術が困難な症例の移植を積極的に行い、良好な結果を得ています。死体腎移植では移植に適した状況かどうかを私たちが独自に評価し、患者さんが受ける移植の機会を無駄にしないように心がけています。
幅広い手術への対応
当センターは腎移植に加えて腎不全の患者さんが必要とする外科治療へ幅広く対応します。特に、透析アクセス(血液透析、腹膜透析)や副甲状腺機能亢進症における外科治療の豊富な経験を有しています。

<最近5年間の手術件数(腎移植センター開設は2020年4月)>

2019年度2020年度2021年度2022年度
2023年度
腎移植1419243128
116

生体腎移植6912151456

生体腎ドナー 6912151456

死体腎移植210104
透析バスキュラーアクセス204218206190178996

内シャント133121132125101612

動静脈人工血管バイパス1935302121126

動脈表在化6558933

長期カテーテル2114159564

その他2543242742161
腹膜透析用カテーテル18202019986
副甲状腺04221
その他03210
年度総件数
2362642542452201217

診療予約と医療機関からの紹介 
医療機関の皆様へ腎移植および腎不全関連の外科治療についてのご相談?ご紹介を受け付けています。
患者紹介?予約受付(医療連携受付)? 03-3784-8400
紹介状をお持ちの患者さんの診療予約(医療連携受付患者窓口)? 03-3784-8419
再診の予約変更?キャンセル(医事外来課予約担当)? 03-3784-8522
お急ぎの場合は、スタッフへ直接ご連絡ください。
<腎移植をお考えの患者さんへ>
腎移植を検討される際、以下のような疑問や不安を抱かれることが多くあります。 
  • 移植までのプロセス
  • 入院期間や治療費
  • 提供者(ドナー)について
  • 移植後の生活や仕事復帰
  • 服薬管理 など
インターネットや他の情報源からも情報を得ることは可能ですが、施設ごとに特色があり、また患者さんごとに状況も異なります。?当センターでは、一人ひとりの患者さんに直接ご説明し、十分にご理解いただけるよう努めています。?どうぞお気軽にご相談?ご来院ください。

スタッフ紹介

氏名役職専門分野資格
DSC09567(吉武)_加工済吉武 理
准教授
センター長
一般外科
腎代替療法
腎移植
透析アクセス
腎不全患者さんの外科
日本外科学会(認定医、専門医、指導医)
日本移植学会(移植認定医、代議員)
日本臨床腎移植学会(腎移植専門医、評議員)
日本透析医学会(専門医、指導医、評議員)
腎代替療法専門指導士
1686275867836加藤 容二郎
講師腎移植
腎不全の外科
日本外科学会(認定医、専門医、指導医)
日本移植学会(移植認定医)
日本臨床腎移植学会(腎移植専門医)
日本透析医学会(専門医、バスキュラーアクセス血管内治療認定医)
日本肉腫学会(肉腫専門医、認定指導医、代議員)
1686275945079松本 典子
院内レシピエントコーディネーター一般患者の看護
移植患者と生体ドナーのケア
看護師
保健師
レシピエント移植コーディネーター


外来担当医表

腎移植センター
  • 長い歴史と確かな実績