MRI検査紹介(放射線技術部)

MRI検査紹介について

 MRI検査は、核磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)の略で、強い磁石と電磁波を使って体内の状態を断面像として描写する検査です。
当院では、2020年7月から最新鋭の超高磁場3.0T(テスラ)MRI装置が稼働開始となりました。現在、Siemens社製MRI装置2台(1.5T、3.0Tそれぞれ1台)が稼働しております。
画像① トリミング後
1)1.5T、3.0Tの違いについて
超高磁場3.0T(テスラ)MRI装置では、脳血管の描出能力が大幅に向上し小さな動脈瘤や血管走行異常など鮮明な画像を撮像できます。

画像②1.5T(テスラ)

画像③3.0T (テスラ)
○1.5T(テスラ)に比べ、3.0T(テスラ)では細い血管が鮮明に見えます。

当院では、1.5T、3.0TのMRI装置が設置されていますが、撮像部位や疾患に合わせて装置を決定しております。
1.5T、3.0Tそれぞれの装置で検査を行っても診断に大きな違いはありませんのでご心配いりません。
ご不明な点がございましたらお問い合わせ下さい。

(2023.3掲載)