皮膚科

診療科紹介

皮膚科では各種皮膚疾患に対して、幅広い診療を行っております。各種疾患に対する具体的診療内容の特色は以下の通りです。

  • アトピー性皮膚炎:外用、内服療法。生活指導。
  • 蕁麻疹:生活指導と内服療法。必要により各種検査。
  • 褥瘡:外来での治療。
  • 各種皮膚腫瘍:ケースにより外来手術を行っております。

なお臨床診断の難しい疾患には病理組織検査を行っております。
【ホームページ使用中】永田 茂樹_13センター長、診療科長
永田 茂樹

診療体制

当科では医師4名体制で診療にあたっています。外来は月曜日から土曜日の毎日午前、午後に診察いたします。日曜日も午前診療しております。脱毛相談、足のトラブル全般の治療、難治性褥瘡の治療を希望される場合は一般外来に紹介していただき、その後、それぞれの専門外来での治療や入院治療を行います。
外来手術は月曜日、日曜日の午後、火曜日、金曜日は午前に行っています。水曜日は手術室を使用し、皮弁形成などを行っています。皮膚生検術は必要に応じて即日施行しています。

診療方針

Activity of daily living、quality of lifeを重視し、在宅医療も含め、各方面の医療機関、医療関係者と連携し、life styleに応じた、患者さん中心の医療を心がけています。

特徴的な診療領域

アトピー性皮膚炎、乾癬、掌蹠膿疱症、化膿性汗腺炎に対して適応に応じてすべての生物学的製剤が使用可能です。フットケアナース、装具士によるチーム医療で動脈硬化、静脈瘤、糖尿病などによる皮膚潰瘍、陥入爪、魚の目などの足のトラブルを治療します。褥瘡、難治性皮膚潰瘍の入院治療も可能で、リハビリ医、形成外科医、皮膚?排泄ケア認定看護師、薬剤師、栄養士からなる褥瘡対策チームにより集約的治療を提供します。陰圧閉鎖療法(NPWT)は在宅で使用可能な機種も含め、すべての機材が使用可能です。尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、白斑、アトピー性皮膚炎にエキシマ光線療法を行っています。

主な対象疾患

  • 接触皮膚炎(かぶれ)
  • アトピー性皮膚炎などの湿疹?皮膚炎群
  • 蕁麻疹
  • 紅斑症
  • 乾癬
  • 扁平苔癬
  • 熱傷(やけど)
  • 薬剤性皮膚障害、薬疹
  • 尋常性ざ瘡(にきび)
  • 皮膚腫瘍
  • 帯状疱疹
  • 水痘
  • 麻疹
  • 風疹
  • 尋常性疣贅等のウィルス性疾患
  • 足白癬等の皮膚真菌症
  • 褥瘡
  • ストーマや経管栄養部周囲の皮膚障害
  • 膠原病などの全身疾患関連皮膚障害

スタッフ紹介

医師名役職専門分野資格
永田 茂樹特任教授
診療科長
血管炎
物理的皮膚障害
創傷治癒
薬剤性皮膚障害
日本皮膚科学会皮膚科専門医?指導医
日本皮膚アレルギー?接触皮膚炎学会代議員
日本褥瘡学会評議員
日本ストーマ?リハビリテーション学会ストーマ認定士
日本皮膚科学会東京支部評議員
臨床研修指導医
加藤 由花助教皮膚科学
辛 和樹助教(医科)
専攻医4年次
岡本 隆雅助教(医科)
専攻医

外来担当医表

皮膚科

医療従事者の方へ

研究内容

皮膚科遠隔医療による在宅支援、茶カテキンによる細菌、皮膚糸状菌感染症の予防効果、脱毛治療

診療実績

外来患者数(延べ)
2024年度(4~9月)
    3,378名

2023年度
    6,298名

2022年度
 6,225名 
2021年度 
 6,011名 
入院患者数(延べ)
2024年度(4~9月)
       372名

2023年度
       782名

2022年度
    718名 
2021年度
    563名

2021年度 2022年度2023年度
2024年度(4~9月実績)
年間手術数(皮膚生検含む) 200件 257件250件106件
レーザー件数 50件 202件200件60件
褥瘡治療件数424件451件425件249件
生物学的製剤件数
15件17件20件24件

医療連携?紹介制度について

いつも患者さんをご紹介いただき、ありがとうございます。急性期病院という当院の役割を認識した病診連携を進めさせていただく所存です。具体的には急性期に必要な諸検査や急性期治療を当科で担当させていただき、その後の治療は原則としてご紹介いただいた先生の元で行っていただくように考えております。